ナナちゃんにごはんが出されると、ほかの猫たちも集まってくる。横取りしようとする年上猫たちを、追い払いながら食べさせているのだ。逆に、みんなでいっしょのご飯の時間には、ナナちゃんが年上猫の茶碗に頭を突っこむ(笑)。しかし、年上猫たちは特に怒るわけでもなく、ナナちゃんがどくのを待っていたりする。多少の威嚇をするときはあっても、けっしていじめたりはしない。いじめると自分が叱られることを知っているのだ。我が家では、そのへんのしつけ(掟ともいう)は厳しい(笑)。
満腹すると眠くなるもの。
お気に入り昼寝場所は、テーブルの下にある新聞紙入れの上(右の写真→)。暗くて狭いところが好きなのが猫。ほかの猫たちにも、それぞれお気に入りの場所があり、寝るときには決まったポジションにつく。ただ、このお気に入り場所は一定期間で変わる。猫のマイブームである。
昼寝から覚めると、今度は遊びの時間だ。
遊び相手はクリ。ナナちゃんはひょこひょこと小走りして、クリを追っかける。ほかの猫も追っかける。鬼ごっこの始まりだ。
追っかけられて嫌がるのは、タマコである。しかし、ナナちゃんはタマコお姉ちゃんが好きらしい。次女のカフェも好きみたいだ。どうやら母親のミルクを求めているようなのだが、次男のアレフに求めるのはやめてほしいなー。アレフはホルスタイン体形で、まるまると太っているのだ(笑)
クリとは取っ組みあいの猫プロレスをするようになった。
猫としての狩猟本能から、こうしたプロレスをするわけだが、うちの場合、年上猫が本気で噛むことはない。手加減しているのだ。
クリはナナちゃんを抱きかかえるようにして、寝技に持ちこむ。一方ナナちゃんは、幼いために手加減を知らない。写真はクリの足を噛んでいるのだ。だが、猫の皮は厚いので、少々のことでは傷にはならない。同じ調子で私たちが噛まれると、牙の穴があき、血が出ることとなる。
いずれは人間に対するときの、噛み方というのも憶えさせなくてはいけない。年上猫たちにもやってきたことで、本気で噛むことはめったにない。
人間の布団は猫たちの格好の遊び場所となっている。クッションにもなるため、気持ちがいいのだろう。おかげで毛だらけだ。その布団に寝る私たちはというと、少々の猫の毛など気にしない。それこそ部屋中に猫の毛があるので、いちいち気にしていたらきりがないからだ。
潔癖性や動物嫌いの人には信じられないかもしれないね。
うちの猫たちは私たちが寝るときに、布団に潜りこんでくることがたびたびある。暑い夏はあまりないのだが、寒い冬になると暖を求めて、はいってくるのだ。
これからの季節は、猫と一緒に寝る季節となっていく。