パクリネタが続くが……。
その話題を提供しているのが、またまたYOASOBI絡みという皮肉。
災難続きだね。
YOASOBIにまたパクリ疑惑!?新曲『ミスター』ジャケットがSony「BRAVIA」の基盤とそっくり、災難続きに同情の声 – まぐまぐニュース!
イラストレーター・古塔つみ氏による盗用疑惑、いわゆる“トレパク”騒動で大迷惑を被った音楽ユニット「YOASOBI」。古塔氏に次から次へと新たな疑惑が出てきたことで、YOASOBIに対する声も落ち着きを見せていたが、今度は配信リリースされたばかりの新曲『ミスター』に注目が集まっている。実はこのジャケットがSonyの「BRAVIA」の基板に“そっくり”だというのだ。
(中略)
YOASOBIのツイッターによると、ジャケットのデザインを手掛けたのはきくちともこ氏で、音楽好きが高じてデザイナーになったという。
しかし、このジャケットをめぐって、今ネットが盛り上がりを見せている。というのも、ジャケットに描かれたデザインが、Sonyの「BRAVIA」の基板とそっくりなのだ。
いやはや、これを特定した人がすごい。
マニアックな人はいろんな分野にいるんだね。
これがパクリかどうかのポイントは1つ。
きくちともこ氏が、自分でBRAVIAの中を開けて、写真を撮ったかどうか。
他人が撮った写真を、許諾を得ずに下敷きにしたのならアウト。
基盤そのものを写真に撮って利用する場合、基盤の設計図等には特許などが絡むだろうけど、実物の基盤には著作権等は発生しないと思われる。完成品としてのテレビが写真に写っていても、著作権問題は起きないので、外装をばらしても同様だろう。
つまり問題点は、元画像を誰が撮影したか。
私もデザイナーの端くれなのでいうが、パクリをするデザイナーは少なくない。
デザインに著作権が認められる例は少ないことが一因だ。
ある有名なデザイナーの作品があって、クライアントや広告代理店の担当者から、
「これに似せたの作って。ちょっと変えればいいから」というケースは多い。
一般の消費者は、デザインの良し悪しなんてあまり気にしないし、デザイナーの名前がクレジットをされるのは、ごく一部のデザイナーだけ。
著作権意識が低いのがデザイン業界なんだ。
きくちともこ氏は、きちんと釈明した方がいいと思うよ。