詐欺に引っかかる人は、何度も引っかかってしまうようだ。
あまりにも、単純な詐欺なんだが……
詐欺被害者:「取り返せる」で再び4750万円取られる – 毎日新聞
大阪府警布施署は22日、約3年前に約2000万円の振り込め詐欺被害に遭った女性が今度は約4750万円をだまし取られたと発表した。「以前の被害金を必ず取り返せる」と電話で言われ、信じてしまったという。
被害者は60代の女性ということなので、認知症なのかもしれないが、2000万円を取り返すのに4750万円が必要って、どういう計算をしたのだか……?
計算というか、採算合わないでしょ?
もはや、そういう計算もできない症状なのだろうか?
気の毒としかいいようがない。
この手のニュースが出てくるたびに、妻と話すことがある。
「よくそんなにお金もってるよね」
うちには数千万円単位の貯金なんてないし、銀行残高は給料日を除けば、せいぜい4桁(笑)。
たとえ、振り込み詐欺の電話がかかってきても、
「そんな金、あるわけねぇじゃん」
で、終わってしまう。
私の両親も、いい歳になっているが、私になりすまして電話をかけても、すぐにばれるね。
というのも、いつも両親に電話をしたときに、キーワードというか口癖があるので、それをいわなかったら、私ではないとわかるはずだからだ。
そもそも電話番号通知で、私の番号以外から電話がかかってくれば怪しいとわかるだろうし。
高齢者で、しかも多額の貯金をもってる人が狙われているようだが、数百万~数千万の金を払うのに、躊躇はないのだろうか?
そこが詐欺師のテクニックなのかもしれないが、あっさり払ってしまう心理はよくわからない。
LINEの乗っ取り詐欺も横行していたが、あれに引っかかるのも理解に苦しむ。
友人あるいは知り合いだからと、数万円の電子マネーを立て替えるか?
私の友人たちには、そんなことを頼んでくる人はいないね。もし、お金を貸して欲しいときは、電話してくると思う。チャットやメールで頼むようなことじゃない。そもそもお金のことで友人に頼むのは、信頼関係を損なう原因になるから、私は頼めないな。
詐欺師が一番悪いのだが、だまされる側にも落ち度がある。
お金絡みのことは、まず疑う。
そのくらいの警戒心は持っていたいね。