アメリカの宇宙軍(United States Space Force,略称:USSF)に習ってかどうかはともかく、自衛隊にも宇宙作戦隊が2020年に創設された。
航空自衛隊のスペースデブリ等監視部隊を宇宙作戦隊と呼んでいる。
その徽章が発表されたというニュース。
航空自衛隊 宇宙作戦隊の徽章デザイン発表(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース
航空自衛隊で去年5月に発足した「宇宙作戦隊」の「徽章(きしょう)」デザインが10日、発表されました。
「徽章」とは、制服の左胸につけるバッジで、職務資格や技能の条件を満たした自衛官だけが着用を許されています。
宇宙作戦隊の徽章の中心には地球と星。その周りに人工衛星の軌道が描かれ、隊員の任務である「宇宙の状況監視」をイメージしたもの。隊員がデザインしたということです。
モノトーンなのだろうか?
着色なしの金属製なら渋いかもね。
なにげにレトロなデザイン。
宇宙作戦隊という名称自体にレトロ感がある。
昔のウルトラマンの「科学特捜隊」、ウルトラセブンの「ウルトラ警備隊」の方が、未来的なイメージなんだけどね。
余談だが、ウルトラマン(1966年)およびウルトラセブン(1967年)のマークだけでなく、隊員の制服やメカのデザインも斬新で、じつに未来的だった。デザインが未来を見せてくれたんだ。
低予算で、着ぐるみのプロレスというチープな一面もあったが、デザインは優れていた。
ウルトラマンシリーズは、現在も特撮やアニメで作られているが、技術的には高度になったものの、デザイン的にはあの時代の先進性には及ばない。
ちなみに、アメリカの宇宙軍のマークは……
こっちはスタートレック風なのが話題になった。
宇宙作戦隊はデブリ監視が仕事のようだが、宇宙自衛隊としてレベルアップするには、有人の国産ロケットを打ち上げられるようにならないとね。