イジメ問題で「命は尊い」と呪文のようにいわれるが、現実は絶対的に尊いものではないようだ。
Yahoo!ニュース – 毎日新聞 – <消費者金融>自殺4人に1人…大手5社の借り手の死因
消費者金融大手のプロミス(東京都)が借り手全員に掛けていた生命保険のデータを金融庁に虚偽報告していた問題で、同庁は28日、再調査の結果を公表した。借り手の死因判明分に占める同社の自殺率は当初の報告の2倍以上の26.9%に上った。これに伴い、大手5社の平均も25.5%に増え、自殺者が4人に1人に達している実態が初めて明らかになった。
プロミスは三井住友銀行系列だ。
つまり、大元の銀行の体質が、プロミスにもあるということだろう。
銀行系だから「安心」というのは、根拠のない風説だ。
嘘つきは泥棒の始まり……というが、金貸しも嘘つきで泥棒なのだ。
そして、自殺することを承知で、高利で金を貸す。あるいは自殺したことをあとから知ったとしても、ちゃんと保険金を請求し、自殺ではないと嘘をつく。
そこに、命の尊さはない。
多重債務問題も、イジメ問題と同じ構図なんだよね。