今週、来週とサッカー日本代表の試合が久しぶりにある。
そして、6月15日からはブラジルでコンフェデ杯。
サッカーファンには期待と興奮の日々が来る。
そのコンフェデ杯用のユニフォームが発表された。
6月15日よりブラジルで開催される「FIFAコンフェデレーションズカップ ブラジル2013」において、SAMURAI BLUE(日本代表) がブラジルをイメージしたビビッドイエロー色の胸・背番号と選手ネーム入りユニフォームを着用することとなりましたのでお知らせいたします。
これはいい!(笑)
数字の配色を黄色にするだけで、ずいぶんとイメージが変わる。
新しいユニフォームになったとき、パジャマみたいであまり好きではなかったのだが、この配色ならスッキリする。
コンフェデ用といわず、これをメインのユニフォームにして欲しいくらいだ。
青(紺)と黄色は補色関係にあり、組み合わせるとシャキッとしたコントラストを演出し、目立つ。色彩による心理的効果というのもあり、服装の色を変えることで印象や気分を変えることもできる。
スポーツの世界でいえば、野球のキャッチャーミットを赤や黄色にすると、投手が投げるときに標的として捉えやすいのでコントロールがよくなるという実験があった。
また、チームのユニフォームを、黒と黄色の配色にすると、蜂や虎などの危険生物をイメージさせるため、強く見えるともいう。逆に、淡い色のユニフォームではやさしいイメージとなり、脅威を感じないという。
黄色は信号では「注意」だし、警告標識は黄色がベースだ。黄色は幸せの色といわれることもあるが、基本的には注意を喚起する警戒色だ。
ブラジルチームの黄色は、ある意味、他チームに対して警戒心を喚起しているともいえる。また、赤も目立つ色であり、血の色でもあり、警戒色となる。信号の赤が「止まれ」になっているのは、警戒色だからでもある。
強いチームというのは、赤や黄色のユニフォームを使用していることが多いのは、あながち偶然でもない。スポーツの種類にもよるが、体がぶつかりあう対戦スポーツは、色による視覚的誇示も重要になってくる。
野球の場合には、対戦スポーツではあるものの、攻守が明確に分かれているので、ユニフォームの色はあまり影響を与えにくいようだ。
静かなスポーツ……たとえば、フィギュアスケートなどでは、逆にやさしく落ち着きのある色が有利に働く。採点スポーツなので、見た目の美しさが重要になってくるからだ。
女子スケートで、白や淡い色彩が多いのは、女性らしさやかわいらしさを演出するためだ。
ともあれ、W杯出場をしっかり決めて、コンフェデ杯で見応えのある試合を期待したい。番狂わせで勝ってくれれば、なおいい(笑)。