昨晩のアジア最終予選のヨルダン戦。
勝てなかった。
W杯出場が決まらなかったことよりも、勝てなかったこと、負けたことが残念だった。
常勝チームというわけではないし、負けることも少なくない日本代表だが、それでも負け試合は見たくない。
後半から、テレビの前に座って見ていることができず、立ったまま緊張と興奮を抑えきれずに見ていた。
見ている方でもこの精神状態なのだがら、ピッチ上の選手はもっと極限状態だったのだろう。
それを象徴していたのが、遠藤選手のPK失敗だ。
あの遠藤がPKをハズした。
代名詞でもあるコロコロPKではなかった。
いつもの冷静さのある彼なら、あざ笑うかのようにコロコロPKを決めていたのではないか?
それをするだけの冷静さや余裕がなかったように思える。
運もなかった。
調子のいいときは入っているだろうシュートが、ことごとく入らなかった。
むしろ、相手のゴールキーパーを称えるべきかもしれない。ほとんど神セーブだ。川島が絶好調のときに見せる神セーブを、相手がやっていた。
これは、運がなかったというしかない。
勝つときがあれば負けるときもある。
スポーツ各紙では、敗因を分析したりしているが、誰がどうこうではなかろう。
昨晩は勝つ日ではなかったのだ。
誰かのセリフだったと思うが……
『強い者が勝つのではない。勝った者が強いのだ』
昨晩はヨルダンが強かった。運もヨルダンに味方した。
それだけのことだ。
試合が終わっても、眠れなかった。
負けてガックリきたことで、気分がスッキリしなかったからだ。
ようやく眠ったのは朝の5時頃。
寝不足……
次の代表戦は6月。
今度は、スッキリさせてくれ。
勝つ試合を見たいのだ。