DAZ Studio 4をいろいろと使ってみる(24)の続き。
今月に入って、アクセス数が急上昇している(^^)
通常の3倍~5倍増だ。サッカーネタ以外で、こんなにアクセスが増えるのは初めて。
アクセスログを見ると、検索語句として「DAZ Studio」がダントツの1位になっていた。
「DAZ Studio 4 PRO」の無料期間が1ヶ月延びて、3月いっぱいになったので、新たなユーザーが急増したものと思われる。
それと平行して、公式の日本語マニュアルが存在しないアプリケーションなので、使い方や応用方法を探しているのだろう。
私のブログは、役に立ってますか?(^^;)
ということで、しばらく書いていなかったので、久しぶりに応用編。
Genesisのフィギュアが登場して、Genesis用のアイテムも少しずつ増えてきた。まだまだ絶対数は少ないが、いろいろとできる幅が広がったのはよい。
Genesisを使い始めたら、もはや昔のV4やM4には戻れない。精度の高いレンダリングをしようと思ったら、以前のフィギュアはガタついていて仕上がりがよくないからだ。
キャラクター作りにも柔軟性があり、複数のベースフィギュアのパラメーターを合成することで、好みの「顔」や「肉体」を作るのも容易だ。
とはいえ、まだまだGenesis対応のアイテムの数はぜんぜん足りない、というか種類が限定されている。
特に、ベーシックなものが少ない。
使い方は人それぞれだろうが、ファンタジー系の古風なものやSF系の未来的なものより、ごくごく日常的なベーシックな衣装が欲しい。シンプルなTシャツとかノースリーブとかスカートとか下着とか。
V4用にはあるのだが、auto-fitで無理矢理着せると、基本的に肌にピッタリ密着してしまうので、ゆったりした衣装は原型とは違ったものになってしまう。また、Morphのパラメーターは無効になってしまうので、融通がきかなくなる。
日々、徐々に増えているが、「これ」というのがないときは、既存のものをカスタマイズして作ってしまうしかない。
そんなわけで、カスタマイズした例。
▼白のスポーツウエア
これの原型となっているのは、「G-Suit, Bodysuit for Genesis」である。
▼原型のまま着せたのが、以下。
これをベースにして、白のスポーツウエアを作った過程を解説しよう。
……と、本題に入る前に。
作例では、背景を白にしているが、背景になにも置かない状態だと「グレー」のままだ。
背景を白にする方法
BackdropのPropを置くのも方法なのだが、それだと「全面が白」にはならない。
そこで、メニューバーの「Edit」から「Backdrop…」を選んで、そこから「白」の無地の画像を設定する。
▼白バックのJPGファイルを選択
白の画像は5000ピクセル四方のJPG画像を用意した。
これを配置しておけば、どの方向を向いても、背景は白になる。色を変えたければ、必要に応じた画像を用意すればよい。
※バージョン4.7では、メニュー配置が変わりました。
詳しくは→DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(56)
また、地面(あるいは床)は、なにも置かないと「影」を作ってくれない。
影を作るには、床のPropを置いてやる必要がある。
床のPropは、床を含めたセットのあるPropから、床だけ持ってくる。ここでは、「Dance Studio」の床を使っているのだが、無地の白にするために、「Surfaces(Color)」のパラメーターから、木目のテクスチャを取り除き、ベースカラーを「白」に変更してある。
これでシンプルなスタジオのできあがりだ(^^)。
長くなりそうなので、続く……