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 結婚に関する記事を読んでいると、「幸せな結婚」とか「理想の結婚相手」とか、結婚に対する願望というか理想は多い。
 そんなに結婚願望が強いのだろうか?

 よくわからん……(^_^;

 私は結婚しているが、そんな理想なんてなかったね。
 ただ、好きになった彼女と一緒に生きていきたかっただけ。
 彼女と一緒に時間を共有できるのが、「結婚」という形だっただけのこと。
 いや、結婚の形すら必要ではなかった。
 5年ほど同棲していたが、同棲でもよかったのだ。

 未婚の女性たちは、相変わらず結婚に対して、多大な理想を抱いているようだが、その求めるものが変わってきた……というのが、以下の記事。

理想の結婚相手は「3高男」より「3同男」:日経ウーマンオンライン【幸せになる結婚の新条件】

結婚後も仲良く幸せな生活を続けられる相手ってどんな人?
いま重視したいのは、「年収の多さ」よりも「価値観の共有」でした!
親世代ではスタンダードだった「夫が稼ぎ、妻が家庭を守る」という結婚スタイルが揺らいでいます。
いま選ぶべき結婚のカタチとは?

 「価値観の共有」……というのも、ずいぶん曖昧だよね。
 むしろ、価値観は違っていることの方が多い。
 そもそも、男と女という違いだけでも、根本的に価値観の立ち位置が違う。

 必要なのは「共有」ではなく「許容」だと思う。

 相手との違いを「許容」すること。
 どこまで許せるか、あるいは受け入れられるかで、関係性の良し悪しが決まる。
 うちは仲がいい方だと思うが、価値観が近いこともあれば、ぜんぜん違うこともある。
 たまには、口げんかだってする。
 それでも、気がつけば寄りそっているわけだ(^_^)。
 そばにいて「安心できる関係」が、一番大切な気がする。

 記事中に以下のようなものもあった。

●妻がメイン担当(夫がサブ担当)
食事の準備
トイレ・風呂・玄関・キッチンの掃除
洗濯
日常の買い物

●夫がメイン担当(妻がサブ担当)
食事の片付け
全部屋の掃除機・洗面台の掃除
洗濯物を干す
ゴミ出し

 役割分担……ねー(^_^)b
 そりゃ、分担は必要だが、同等に分担することがベストだとは思わないね。
 なぜなら、能力が同等ではないからだ。
 できることとできないことがある。向き不向きもある。
 できないことを相手に要求しても、ストレスが増えるだけ。

 うちの分担はおおまかに、以下のようになっている。

●妻
・猫トイレの掃除
・洗濯

●夫(私)
・食事の準備と後片付け
・日常の買い物
・掃除(場所に関係なくすべて)
・洗濯(週に3~4回のうち、1~2回はする)
・ゴミ出し
・パソコン関係のメンテやトラブル対応

 細かいことを書けば、もっといろいろあるが、私が担当することの方が多い。
 理由は、彼女が不器用だからだ(^_^)。
 また、彼女は一度に1つのことしかできないし、時間もかかる。
 私は料理をしながら、食器を洗い、テーブルを片付け、盛りつけをして……と一連の流れで作業する。彼女にはそれができない。
 料理をするときでも、3つあるコンロに同時に鍋やフライパンをかけて、3品を同時に作ったりするが、こうすれば時間は3分の1だ。
 私がやった方が手際がいい。効率を考えれば、できる方がやるべきなのだ。
 家事はさっさと片付けてしまった方がいい。
 早く片付けて、趣味の時間に使いたいものだ。
 だから、私がやる。
 それを負担だと思ったことはない。

諌山 裕

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