Photoshopのプラグイン「Nik Collection by Google」は、macOS High Sierraでは使えなくなる。
使い勝手の良かった「Nik Collection by Google」だが、MACのOSをmacOS High Sierraにバージョンアップしたら使えなくなってしまった(>_<)
Nik Collectionは、以前は有料のプラグインだったのだが、Googleに吸収されて無料になっていた。私は有料版の頃からのユーザーで、当時は円高だったこともあり、アメリカAmazonで安く購入したものだった。
Googleが無料で提供……という記事を目にして、アップグレードをしていなかったので、さっそくインストールさせてもらっていた。
それから幾星霜(^_^)
Nik Collectionの対応環境は、MAC OS 10.10まで、PhotoshopはCC 2015までとなってはいたものの、OSの前バージョン「macOS Sierra」までは問題なく使えていた。
しかし、High Sierraでは、とうとう使えなくなってしまった。
フィルター処理中に、Photoshopがクラッシュしてしまうのだ。この点については、Adobeでもアナウンスしている。
そして、Googleのアナウンスでは、今後Nik Collectionの開発はされないとなっている。
面倒な作業を簡単に処理できるプラグインとして重宝していたのだが、これは残念。
Nik Collectionを使っている人は、使い続けたければOSをアップグレードしないことを勧める。
Nik Collectionと同等の処理ができるプラグインは、他社製でもないことはない。ただ、1つのセットにはなっていなくて、複数のベンダーで個々にあったりする。それらは有料なので、個別に購入することになり、1つのプラグインが1万〜4万円くらいするので、複数個だと10万円くらいかかってしまう。
OSのバージョンを元に戻すのも面倒なので、Nik Collectionはあきらめて、別のプラグインを購入するか、Photoshop上で面倒な作業をしつつアクションとして登録しておくかだ。とりあえず、アクションをいくつか作っているところ。
アクションは決まった手順とパラメーターを一発で繰り返すにはいい方法なのだが、パラメーターを変えたいときには不向き。
やはり、その都度効果の程度を見ながら、微調整したいものだ。
代替プラグインを、財布と相談しながら導入していくつもり。
だが、やはりNik Collectionの開発再開を願いたい。
別に無料でなくてもいいんだ。
有料だった頃は、セットで3万円くらいだったと思うが、それでも買うから。
とても使いやすい、優れたプラグインなので、使えないのは悲しい。
Google先生、検討してください!
追記
DxOが、画像処理プラグイン「Nik Collection」の権利をGoogleから取得するとのこと。
DxOでは、Nik Collectionの開発を継続し、新しいバージョンを2018年中盤にリリースするらしい。
(2017年10月25日発表のニュースリリースより)
追記2
2018年7月現在、DxOのサイトにて、69ドルで販売中。