今日のニュースによると、日本海側で平年よりも早く積雪したそうだ。
アメリカでは今年の冬は厳冬になると予想されているようで、温暖化の話はどこにいった?……という感じだ。(「今年の冬は寒い?」で触れた)
日本でも寒い冬になるのだろうか?
地球は過去数百万年の間に、何度も氷河期を迎えてきた。
そのサイクルからいくと、次の氷河期がいずれは訪れるという。
温暖化の問題は、氷河期の到来を遅らせているのかもしれない……という記事。
ニュース – 環境 – 地球温暖化が氷河期の到来を阻止? – ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト
人間が作り出した厄介な問題と考えられている地球温暖化が、実は本来、訪れているはずの氷河期を食い止めている可能性があるという。温暖化がなければ、この先数万年もの間、北半球の大部分は厚い氷に覆われていたはずだとする新たな研究が発表された。
時間的なスケールが数万年単位なので、100年そこそこしか生きていない人間にとっては途方もない時間の話だ。
そもそも数万年も文明が続いた前例はない。
1万年前といえば、前回の氷河期が終わり、気候が温暖になっていった時期で、縄文時代初期であった。
温暖化は大変だ……と問題になっているが、氷河期とどっちが大変だろうか?
もしかしたら、温暖化は数千年~数万年後の未来にとっては、氷河期の到来を遅らせることになり、人類の文明を延命させることにもなるかもしれない。
なにが災いし、なにが幸いするか、じつのところ不確定なのだと思う。