なんだか「メタボ」流行りだね。
言葉に踊らされてるようで、昔なら肥満とかデ●といっていただけのこと。国をあげてメタボ対策などといっているが、それで医療費が下がるとも思えない。
あらたな需要を生み出しているだけで、医療費削減とは正反対な気がする。ある記事で書かれていたが、多く人の寿命が延びるということは、医療を受ける人数が増え、医療を受ける期間も長くなって、結局医療費は増大する……という想定も成り立つという。
そんなメタボの経済効果に関する記事。
メタボ市場、1兆6613億円 対策商品2けた増 富士経済08年予測(フジサンケイ ビジネスアイ) – Yahoo!ニュース
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)への関心が高まるなか、ダイエット食品などメタボ対策に効果がある市場も大きく拡大する見通しであることが富士経済(東京都中央区)の調べで明らかになった。外食・中食を含む食品や一般用医薬品など、調査した対策商品の市場規模は2007年の約1兆4000億円から、08年には前年比18・7%増の約1兆6613億円と大幅に増加するとの予測だ。各商品ともそろって2けた増を達成する見込みなど、全商品の成長性が高いのも特徴。健康志向が一段と高まっていることを示すものともいえそうだ。
メタボで踊る経済……というところか。
過去、何度もあったダイエットブームの焼き直しだ。
そういえば、某テレビ番組で、バナナ・ダイエットが紹介されて、ちょっとしたブームになっているという。
そのため、バナナが前例がないほどの品薄になっているようだ。近所のスーパーでも、バナナが入荷していない日が多くなった。いつもは山積みのバナナが姿を消した。
今回、ねつ造はないようだが、納豆ブームのときと同じだ。みんな、懲りてないんだね。
メタボになるというのは、早い話が「食べ過ぎ」なのだ。
1日に必要なカロリー以上のものを食べるから太る。理屈は簡単。
メタボ商品を買うなどという無駄なことをするよりも、食べる量を減らせばいいだけのこと。それができないのは、贅沢なのだし、意志が弱いだけのこと。
バナナがバカ売れするブームにはなっても、断食がブームになったりはしないんだよね。食わないのが手っ取り早いのに。
メタボのために何かを買う。
買わなければいけない……という強迫観念かもしれない。
結局、メタボ関連商品を売る市場に煽られているだけなんだろうね。
ちなみに、私は平日は1日1食を続けている。
摂取するカロリーは、1000キロカロリー前後。1500キロカロリーを超えることはない。
理由は、貧乏ゆえの食費の節約だが、おかげで体重は減少傾向にある。
食費も減って、体重も減って、買わない食わないが一番だと思うのだが(^_^)。