「コピペ病」というのが蔓延してるらしい。
早い話が「盗作」
だが、これは学生に限った話ではないだろう。
大学生から小学生まで 「ネットでコピペ病」蔓延(J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース
ネットでコピペ(コピー&ペーストの略)と言えば、大学生のレポートが話題になっている。ところが、なんと小学生の読書感想文にまでコピペが広がりつつあるというのだ。はたして、防ぎ手があるのか。
(中略)
日本経済新聞の2008年7月11日付夕刊記事によると、07年秋の読書感想文全国コンクールで、小学校高学年の児童によるコピペが発覚した。どのサイトか書かれていないが、あるホームページ掲載の他人の感想文と酷似していることに審査員が気づいたのだという。これが事実なら、コピペは今や小学生にも拡大しているということらしい。
記事中にある日経新聞だが、その日経でもコピペがあった。
FujiSankei Business i. 総合/業界紙記事無断引用 日経新聞、2人処分
日経によると、広告特集は記事スタイルを取った全面広告で、東京・大手町で進行中の再開発事業の概要を記事や図表などで紹介している。
今月3日、日刊建設通信新聞社からの指摘を受けて調べたところ、広告局員が2月28日付、3月17日付の同紙記事の一部を、それぞれ無断で引用していたことが分かった。
また、直木賞作家だって盗作している。
「直木賞作家が無断使用 謝罪、連載打ち切り」本・アート‐アートニュース:イザ!
直木賞作家の熊谷達也さんが月刊文芸誌「小説すばる」(集英社)に発表した小説に、アフガニスタンなどの紛争地取材で活躍するフォトジャーナリスト、長倉洋海さんの著書から表現などを無断で使用していた
プロですら盗作・盗用・無断引用に対して、無神経になっているのだから、それをまねる子供がいても不思議ではない。
ネットがからんで事が大きくなっているが、そういうカンニング的なことは昔からあったよ。
「ノート貸して」とか「宿題を書き写す」なんてのも、昔流のコピペだ。感想文書きでは、本のあらすじを写したりなんかは、あたりまえにやっていたね。
まぁ、一部の先生だって賄賂を出して、不正に採用されているわけだから、子供のことをとやかくは言えないだろう。不正採用の問題は大分県だけのことではないと思うね。内部告発する勇気のある先生がいるかどうかだ。
子供に対する教育も重要だが、まず、大人が、プロの書き手たちが襟を正して盗作・コピペをしないという模範を示すことが先決じゃないのか?