(→右、顔つきがちょっと成猫っぽくなった)

またまた一週間ぶりのナナちゃん日記(汗)。

妻にも続きを書かないのかと、せっつかれていたのだが……。

さて、ナナちゃんの赤ちゃん返りは、その後だいぶ治まっている。いまだにタマコと一緒に寝ているときには、チュッパチュッパとやってはいるのだが、もう形だけになってきた。甘えているだけのようである。タマコの方も発情期のピークを過ぎたため、あまりナナちゃんにかまわなくなった。

ナナちゃんは普通の食事も食べるようになっている。その食欲は、以前を上回るほどである。お腹をさわると、パンパンに膨らんでいるのだ(笑)。おやつも頻繁にねだるようになり、もっかのお気に入りは猫用のホワイトチョコレートだ。また、ヨーグルトも大好きで、人間が食べたあとの容器に残ったものを綺麗になめてしまう。

(←左、並ぶとまだ小さいが、差は縮まりつつある)

ヨーグルトを食べるのは、クリとナナちゃんだけである。ほかの猫たちは、食べものとは認識していない。発酵食品なので、ほかの猫たちは腐ったものと思っているのかもしれない。

体も一回り大きくなった。だんだんと猫らしくなっていく。ジャンプ力も徐々についてきて、さかんに飛び跳ねて高いところに上ろうとチャレンジしている。ただし、着地がまだ下手で、ベタンと尻餅をついている。

もう、体の成長については心配はないだろう。このまま元気よく成長していけば、半年後にはタマコよりも大きくなりそうだ。

(→右、マタタビに驚喜する猫たち)

右の写真で妻が差しだしているのは、マタタビの入った袋である。たいていの猫が、マタタビで酔っぱらうが、その反応には個人(猫)差がある。ちょっとほろ酔いで済む猫もいれば、泥酔する猫もいる。ナナちゃんは後者である(笑)。マタタビを出されると、もう我を忘れて酔いしれる。

マタタビは、臭いの成分が一時的に運動中枢を麻痺させ、猫を恍惚とさせるとか。常習性はなく持続力もないので、ストレス解消などに効果的だという。ただし、猫の中にはマタタビで泥酔状態となって、見境なく攻撃的になったりもする。まぁ、たちの悪い酔っぱらいと同じなのだ。うちではBチャンが、この泥酔攻撃的タイプである。

(←左、クリの背中にナナちゃんを……)

……と、こんなことをしても、クリは嫌がらない(笑)。実際に背中に乗せて走ってくれると面白いのだが。

誰とでも遊ぶナナちゃんだが、やはり歳が近いからだろうか、一番がタマコ、次がクリである。次女のカフェは気むずかしいおばさんであり、三男のシマは猫嫌いの恐いおじさんであるため、あまり遊び相手にはならないようだ(笑)。

この時刻(午前6時18分)、猫たちは寝ているが、全員が起きてくるとナナちゃんを中心にして騒がしくなる。ナナちゃんにあおられる形でほかの猫たちも運動会を始めるのだ。

静かなこの時間は、ちょっとホッとするひとときなのである。

諌山 裕

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