初っぱなから、ドマイナーなコケを持ってくるが……。
▼レプラゴケ
マクロ撮影なので大きく見えているが、実物は写真の左右の幅が５㎝くらいしかない。ぱっと見は、岩に緑の絵の具でも塗っているように見える。近寄って目をこらすと、コケだとわかる。
コケの名前がついているが、分類上は地衣類。
コケ植物と地衣類の大きな違いは、コケ植物が単独で光合成を行うのに対して、地衣類は菌類と藻類が共生していて、藻類が光合成を担っている。
もっと細部がわかるように、もっと拡大して撮りたかったのだが、このときは等倍マクロ以上の装備を持っていなかった。