CANONユーザーに待ち望まれていた、EOS 5D Mark IVが正式発表された。
キヤノン:約3,040万画素の解像力と高速連写・高感度性能を両立 フルサイズデジタル一眼レフカメラ“EOS 5D Mark IV”を発売
キヤノンは、高画素・高速連写・高感度などの性能を従来機種と比較して総合的に向上させたハイアマチュアユーザー向けのデジタル一眼レフカメラ“EOS 5D Mark IV”を9月8日より発売します。
先代のMark IIIが、少々中途半端なスペックになっていたので、Mark IIからの買い換えを控えた人も少なくなかった。
Mark IVは新しい機能も豊富で、十分に納得できるカメラになっているようだ。
私は以前はEOSユーザーだったが、NIKON D800の登場時に乗り換えた。理由は、当時としてはずば抜けたスペックに魅力を感じたからだった。持っていたEOSのカメラボディとレンズは、無償で友人に譲った。
CANONユーザーではなくなったが、EOS 5D Mark IVは魅力的なカメラだ。NIKONもD810の後継機は、それ以上のものを出してきて欲しいね。
魅力的なEOS 5D Mark IVだが、問題は価格。
キヤノン、約3,040万画素になった定番フルサイズ機「EOS 5D Mark IV」 – デジカメ Watch
価格は、税別での直販参考価格がボディ単体で43万2,500円、24-70 F4Lレンズキットが54万7,500円、24-70 F2.8L IIレンズキットが61万7,500円、10月下旬に追加発売する24-105 F4L IIレンズキットが55万7,500円。
ということで、ボディのみで約43万円。
ちょっと高い……
今日時点での、価格.comによると、
……となっている。
発売前なので高いのはいつものことだが、直販価格とあまり差がない。発売後、半年もするとある程度下がるとは思うが、ちょっと二の足を踏んでしまう価格設定ではある。
ところが、である。
海外ではもっと安いのだ。
▼アメリカAmazon
$3,499.00……つまり、本日のレート(1ドル=100.50 円)で計算すると、35万1649.5円になる。
この差はなんだ!(^_^)b
日本国内の価格は、1ドルを120円くらいで計算していることになる。
CANONは日本のメーカーとはいえ、生産は海外でしているからという事情もあるだろうが、国内で買う方がかなり割高というのはどうよ?
ただ、残念なことに、アメリカAmazonではこのカメラを日本には発送してくれない。送料がいくらかかるか確認するためにカートに入れてみたら、発送できないというメッセージが出てきた。ときどきこういうことがあり、ものによって日本向けには販売されないことがある。おそらく、価格設定の違いや、発送方法の問題なのだろう。
アメリカのショップによっては、日本に発送してくれるところもあるはずなので、送料(高くても数千円)を加えたとしても日本国内価格よりも安く入手できると思う。
早く、安く欲しい人は、逆輸入するというのも方法だ。
CANONさん。
もうちょっと国内のユーザーのことも大事にしてよ。
半年~1年後くらいには、市場価格も落ち着いて、たぶん35万円前後にはなると思うのだが、早く欲しい人に高い価格をふっかけるというのは、あまり感心しない。