「真の第9惑星か?」
「太陽系「第9番惑星」の可能性」
……の続報。
科学ファン、天文ファン、SFファンは、おおいに興味をそそられる「第9惑星」の場所を特定したというニュース。
「第9惑星」の場所、特定される? カッシーニのデータから解析|WIRED.jp
太陽系外縁に存在すると考えられている天体「プラネット・ナイン」のおおよその場所を特定したと、ハーヴァード・スミソニアン天体物理学センターの科学者らが主張している。
米航空宇宙局(NASA)の探査機「カッシーニ」が収集したデータを分析している科学者たちが、「プラネット・ナイン」(第9惑星)が存在している可能性が高い領域を特定した。
カリフォルニア工科大学の動画によれば「プラネット・ナイン」の公転周期は約2万年、大きさは「地球と海王星の間」と見られるという。
▼第9惑星についての解説動画
▼第9惑星の予想軌道の図
▼第9惑星の予想される大きさ
まだ予想なので確定ではないが、実際に発見される日はそう遠くないと思われる。
ただ、かなり遠方であり、太陽光を反射しているにしても、相当に暗いはず。加えて、極寒の冷たい惑星だと思われるので、赤外線も発していないだろう。
闇雲に探すよりは範囲を絞れるから、発見できる可能性は高まる。
予想のサイズが地球と海王星の中間ということで、けっこうデカイ。ガス惑星というよりは、固形の惑星なのかな?
第9惑星は案外早く見つかるかもしれない。
SFネタだと、じつは第9惑星はデススターのような人工天体だったとか、マイクロブラックホールだったとか、ダークマター天体だったとか……。
そうはならないだろうけど、好奇心はそそられる。