Twitterはバカッター(バカ発見器)ともいわれるが、新聞記者も例外ではないらしい。

朝日編集委員、首相にレッテル「ナチ支援者は安倍支持者」 ツイート削除し謝罪:イザ!

 朝日新聞の冨永格(ただし)特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込み、削除していたことが3日、分かった。

冨永氏は自身のツイッターに、ナチス・ドイツの旗を持った人たちのデモ写真とともに英語で「東京での日本人の国家主義者によるデモ。彼らは安倍首相と彼の保守的な政権を支持している」と書き込んだ。

この記事だけでは、経緯や背景がわからないが、Yahoo!ニュースのオーサーコメントが解説してくれている。

朝日編集委員、首相にレッテル「ナチ支援者は安倍支持者」 ツイート削除し謝罪 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

篠原 修司 | 17時間前(2015/08/04 01:01) ITライター/メディア編集者

ツイートに使用されたデモ写真は、2014年3月23日に個人によって撮影されたものです。最近のものではありません。
blog.livedoor.jp/samuraiari/archives/51980976.html

また、冨永氏は「嫌韓デモに参加する人たちには(一般的に)安倍首相の支持者が多い」と主張したかったそうですが、撮影者のブログにある通り、写真のデモは「中国系マフィアの撲滅を主張した行進」です。反中国、反共産主義であっても嫌韓とは関係がありません。もちろんこのデモは「安倍首相を支持する」ものでもありません。

「不注意」ではなく、誤った認識に基づく悪質なツイートです。別途、訂正と謝罪が必要だと思われます。

 

不破雷蔵 | 12時間前(2015/08/04 05:58) 「グラフ化してみる」ジャーナブロガー 解説者

「英語で」とありますが実際にはフランス語でも同様のツイートを行っています。また冨永氏はフランス・パリ在住で、欧州でナチス・ドイツの旗がどのような意味を持つかは十分以上に認識していなければなりません(ましてや特別編集委員です)。さらに間違った云々とありますが、元の写真をトリミングして用いており、悪意ある利用と見る方が自然な状況です。「不注意」の領域は明らかに超えています。

また、普段は自らの所属、肩書を評して最大限に利用しておき、何かトラブルがあれば「所属団体とは無関係」「個人の責任」は調子が良すぎます。冨永はこの2月にもISILの事案や経済問題と絡め、「本当なら私たち、治め(治められ)やすい民ですね♪♪」と国民全体を茶化す発言を行っています。

「編集部門のガイドライン」のレベルでは無く、理性ある大人としての反省を求めたいところです。朝日新聞の記事の品質にも関わる問題といえるでしょう。

朝日新聞は、個人の問題として片づけようとしているようだが、平の記者ではなく特別編集委員という地位にある記者の書き込みなので、新聞社としての本音でもあるのだろう。
自民党を気に入らないのはわかるが、新聞社の権威で貶めようというのは、報道の自由、表現の自由なのかね?
朝日新聞のねつ造体質は、相変わらず意気軒昂のようである。

諌山 裕

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