今日の新型コロナ(コロナ19)新規感染者が224人との発表。
ネットの反応は、ビビりまくり(^_^)b
何度も書いているが、みんな冷静になれ。
数字の意味を考えろ。
東京都で新たに224人が新型コロナに感染 都内の感染者数としては過去最多(FNNプライムオンライン) – Yahoo!ニュース
東京都で新たに9日、224人が新型コロナウイルスに感染していることが分かった。都内の1日あたりの感染者数としては過去最多となる。
都内の感染者は今月2日から100人以上の感染者が続いていたが、きのうは75人だった
ヤフコメからネットの反応を拾ってみると……
「罰則がなくても自粛要請を守る日本人」「きれい好きで清潔な生活習慣」と他国から称賛され、根拠のない「37.5度4日間」をいじらしいほど守り、WHOや欧米各国に「予防効果なし」と言われても黙ってマスクをして生活し続けた日本が夜の街から再拡大…。なんだかやるせないです。
この数字は1日における感染者数の最多ですね。
陽性者が減ることは無いだろうから数に一喜一憂するのもどうかと言われるかもしれませんが、やはりインパクトのある数で不安になります。
これでGO TOキャンペーンで日本中にウイルスが散らばらないのかが心配です。
GO TOキャンペーンはもう少しコロナが落ち着いてからでもいいのでは?
子供達が、一生に一度の修学旅行や運動会、大会など全て我慢して我慢して、やっと再開して、登校、登園できたと思ったのに、、
我慢できずに、夜のみ歩いた一部の大人のせいで、
すべての努力や我慢が水の泡になるかもしれないなんて、
感情論で全てを語れないとはわかってはいるけれど、憤りを感じます。
やば!
積極的な検査の結果って言ってるけど
いままでは消極的だったってことだよね。
街の中はコロナで溢れている事がわかるな。。
やばいぞ!
これはさすがに…。
検査数が増えているとはいえ、大変な数だな…。
保育園や小学校でも発生しているし、不安しかない。
検査数が増えているからと言っても、感染者数が増えてきているのは、間違いないし、今後増えていくことが明らかに予想できる状況なので、もっと小池都知事は危機感を持って発信してもらいたいものだ。
経済を優先するのは分かりますが、国はそろそろ危機感をもって動き出してもらわないと、国民としてもどうしたらいいのかわかりません。
緊急事態宣言の時はあれほど不安をあおったのに、今になって「自己責任・自己防衛」というのは、無責任すぎるのではないでしょうか?
いい加減マスクの着用義務化しようぜ。マスクなしでやる店は営業禁止で。
あとマスクをどうしても外さなきゃいけない店の会食の人数制限もすべき。
それ以外はこれまで通りの対策で問題ないだろう。
分母数が3000越えとはいえ検査数が多いくても、この数値は衝撃。無症状や軽症がほとんどとはいえ、ウイルスが蔓延してるのは確か。
陽性率も9%くらいある。
このウイルスは、人から人に感染して拡がるので、この状況でイベント緩和に突き進むのか?
恐ろしいほど、ウイルスが進行してる可能性がある
いくらPCR検査の数が増えているからと言ってもさすがに多すぎる。今までに出ていない数字だけにさすがに怖い。
どういった対策していくんだ。しっかり舵取りをしてほしい。国や東京都などが発信しないと企業は全く動かないぞ。
ちょっと数字が衝撃的過ぎた。
……とまぁ、みなさんパニック気味。
今日現在(2020年7月9日)の基本データを確認しておこう。
全国の現在感染者数 | 1,934人 |
東京都の現在感染者数 | 847人 |
もちろん、この数字は検査に引っかかった数字であり、実際の感染者数ではない。
であるにしても、たったこれだけである。
欧州やアメリカ、南米などに比べたら、桁が1〜2桁くらい少ないのだ。
新規感染者224人というと、多いように錯覚してしまうが、分母の数(人口)を忘れている。
東京都の人口は、1400万2973人(2020年5月1日現在)
そのうちの224人であり、現在感染者数の847人である。
現在感染者数を率にすると、0.006%でしかない。
1万6532人に1人の割合だ。
単純にいえば、日々、あなたが街中ですれ違う人の中に、感染者がいる確率は1万6532分の1となる。
「1年間に交通事故で死傷する確率は0.528%」ということなので、それよりも少ない確率。
その不運な確率に当たってしまったのが、新規感染者というわけだ。
ちなみに、日本の人口は1億2593万人(2020年6月1日現在)
全国の現在感染者数の率は、0.0015%。
6万5114人に1人の割合となる。
検査数が増えているから発見率も上がるのは当然で、それは知事の言い訳ではない。現在の検査能力の限界が3000件くらいなのであり、1万件の検査能力があれば3倍になるだろう。つまり、検査が制限なく可能であれば、1日あたり1000人くらいは出てくる。というか、出てこないとおかしい。
検査件数に対する陽性率は5〜10%くらいと思われるので、市中感染率はどのくらいになっているのかの調査を早急にやった方がいい。以前の抗体検査での抗体保有率0.1%は、ほぼ信用できない。現時点での市中感染率を把握する必要がある。
また、マスクを義務化せよというマスク信者も多いが、「新型コロナ、空気感染の可能性」で触れたように、空気感染はほぼ間違いなさそうなので、通常のマスクは予防にはならない。マスクは気休めでしかないのだ。
ゼロリスクは不可能である。
みなさんは「ゼロ」でなければいけないと思い込んでいるようだ。
決してゼロにはならない。
例年のインフルエンザだって、ゼロになるわけではなくて、潜伏しているだけ。条件がそろうと流行が始まる。
コロナ19も同様。
増えたり減ったりを繰り返しながら、生存し続ける。ウイルスの生存戦略とは、とにかく増え続けること。動物から人間へ、人間から動物へと、感染できるものならなんにでも感染して生き残ろうとする。
42万人が死ぬと予想した西浦モデルは、ありえないシミュレーションだった。
それがいまだに尾を引いているのか、コロナ19に感染すると致死率が高いような印象が持たれている。
しかし、現実には9割以上の人は軽症で済んでいる。そのへんはインフルエンザと大差ない。
何度も書くが、例年のインフルエンザでは1千万人が感染して1万人(関連死を含む)が亡くなっている。
ここまでのコロナ19の死者数は、981人にとどまっている。インフルエンザの10分の1だ。
脅威度としては、インフルエンザよりも低い。ただし、日本では、という条件付き。
ワクチンはできるにはできるだろうが、効果のほどは期待薄だとみる。普通の風邪のワクチンはこれまで作られることはなかったし、インフルエンザのワクチンも効果は限定的。
ワクチンですべて解決……とはならないだろう。
じゃ、どうするか?
もうコロナ19と共存するしかない。インフルエンザや普通の風邪と同じように。
感染を避けるのではなく、ゆるやかに感染者数を増やしながら、自然免疫をつけていくのがベターだと思う。
集団免疫ができるほど、抗体は持続しないようなので、訓練免疫を身につけるしかない。
どうやら、日本人は訓練免疫がある程度ついているらしいんだよね。
それが、欧米のように感染爆発が起きなかった理由のひとつだと思われる。
楽観しろということではなく、もう受け入れるしかないということ。
非常事態宣言や自粛要請ばかりしていたら、経済的に死んでしまう。
インフルエンザの死者が1万人出ていても、経済を止めたりはしてこなかった。
コロナ19も同じ扱いでいい。
そういう割り切りが必要な段階になったと思う。