南海トラフの大地震が懸念されているが、富士山の噴火も懸念のひとつ。
問題は「いつか?」だが、近からず遠からずで、いずれその瞬間が来ることだけは確実。
まぁ、私が生きているうちに来ないに越したことはないのだが……
Business Media 誠:富士山噴火の最悪シナリオは? 首都圏はブラックアウト (1/2)
富士山が危ない。東日本大震災などの影響で富士山直下のマグマだまりに大きな圧力がかかっていたことが判明。数年後に噴火する可能性があるという。専門家は「ひと度起これば、交通網は寸断され、首都圏はブラックアウトする」(専門家)と警鐘を鳴らす。その悪夢のシナリオとは――。
(中略)
産業技術総合研究所の地質情報研究部門で主幹研究員を務める山元孝広氏は、「昨年の震災で状況は大きく変わっている。降灰の影響で首都圏の電気が完全にストップする『ブラックアウト』が起きるかもしれない」と危ぶむ。
富士山は休火山とされているから、死んでいるわけではない。地下ではフツフツと活動しているのだろう。たとえれば、弱火でグツグツ、シチューを煮込んでいるようなものだ。
いつかは噴火する。その規模が問題だが。
美しい富士山ではあるが、その美しさも次の噴火の規模しだいで、失われてしまうかもしれない。噴火するとしたら、山頂火口ではなく中腹にある宝永火口が危ないらしい。宝永火口付近は、地質的に古くてもろい、というのをどこかで読んだ。
そのうち、間近に見える位置から富士山の写真を撮りたいとは思っているのだが、なかなか旅費と時間を捻出できずにいる。日帰りで行ける距離ではないし、撮影時刻と天候を考えると、数日の宿泊をしないといい条件には巡り会えない気がする。
噴火する前には、行きたいものだ。