DAZ Studio 4をいろいろと使ってみる(22)

DAZ Studio 4をいろいろと使ってみる(21)」の続き。

「Studio Paris ヌードシリーズ」第6弾

今回は、Studio ParisにDream Homeシリーズのベッドを持ちこんで、窓際に置いてみた。
窓の外には、第3弾で使用したバックペーパーの「Multiplane Cyclorama」の森を配置。
狙いは、窓際から差し込む光で、やや逆光気味に描写すること。

ベッドに寝そべる女性

外光の光源として、AreaLight(omAreaLight Light Shader for DAZ Studio)を使っている。
このAreaLightを、窓の外の上の方に配置して、外光に見立てている。
外光だけでは、人物が沈んでしまうので、部屋の中からはスポットライトを当てている。
なかなかよい感じになったと思う。

3DCGでの一番の難問は、形はあっても、重さや柔らかさ・硬さがないことだ。
本当なら、人物の体重でベッドが沈むのだが、彼女には重さがない(^^)。

重力をシミュレートできる3Dソフトが、ないわけではないものの、DAZ Studio 4には無理。重力や物性をシミュレートするのは、かなり高度な演算を必要とするからだ。パソコンがスパコン並みの処理能力を持てるようになったら、あらゆる物理法則をシミュレーションできる3Dソフトが、一般レベルでも使用できるようになるんだろうけどね。

限定的に、ある部分に重力的なシミュレーションをするPlug-inはあるが、適用できる範囲は限られている。そのひとつを購入したので、そのうち作例を作ってみようと思う。

諌山 裕

Recent Posts

「地球外知的生命体は宇宙で希少な存在」なのか?

 地球外知的生命体が存在するの…

2週間 ago

SHOGUN -将軍-|Disney+

 エミー賞を受賞して、大注目さ…

2か月 ago

光より速い素粒子「タキオン」は存在するか?

 SFのネタとしてよく登場する…

2か月 ago

2024/08/31のアメッシュ動画

 昨日(8月31日)、関東の天…

3か月 ago