「DAZ Studio 4をいろいろと使ってみる(21)」の続き。
今回は、Studio ParisにDream Homeシリーズのベッドを持ちこんで、窓際に置いてみた。
窓の外には、第3弾で使用したバックペーパーの「Multiplane Cyclorama」の森を配置。
狙いは、窓際から差し込む光で、やや逆光気味に描写すること。
外光の光源として、AreaLight(omAreaLight Light Shader for DAZ Studio)を使っている。
このAreaLightを、窓の外の上の方に配置して、外光に見立てている。
外光だけでは、人物が沈んでしまうので、部屋の中からはスポットライトを当てている。
なかなかよい感じになったと思う。
3DCGでの一番の難問は、形はあっても、重さや柔らかさ・硬さがないことだ。
本当なら、人物の体重でベッドが沈むのだが、彼女には重さがない(^^)。
重力をシミュレートできる3Dソフトが、ないわけではないものの、DAZ Studio 4には無理。重力や物性をシミュレートするのは、かなり高度な演算を必要とするからだ。パソコンがスパコン並みの処理能力を持てるようになったら、あらゆる物理法則をシミュレーションできる3Dソフトが、一般レベルでも使用できるようになるんだろうけどね。
限定的に、ある部分に重力的なシミュレーションをするPlug-inはあるが、適用できる範囲は限られている。そのひとつを購入したので、そのうち作例を作ってみようと思う。