仕事がら、画像を扱うことが多いのだが、クライアントから提供された画像で、解像度の低い画像の場合が多々ある。
商業印刷では、解像度は原寸で350dpiが基本だ。
しかし、素人のクライアントは、画像ならなんでもいいと思っている人が多い。WEBサイトに掲載するような、低解像度の画像しかなかったりする。
印刷できないわけではないが、画素が荒れて、ジャギーのある仕上がりになってしまう。
Photoshopで無理矢理拡大する手もあるが、エッジがぼけてピンぼけの画像にしかならない。
画像のイメージを保ちつつ、拡大できるツールはないものかと探すと、いくつかあった。
ひとつは、商用に販売されている……
「PhotoZoom Pro3」
PhotoZoom Pro3
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実際に使ったわけではないが、これはよさそうだ。
ただ、これだけのために1万~2万はちょっと考えてしまう。
フリーのものでなにかないかと探すと……
……あった。
SmillaEnlarger
SmillaEnlarger プロジェクト日本語トップページ – SourceForge.JP
SmillaEnlarger は、(Qtベースで) リサイズのための、小さなグラフィカルツールです。特に、ビットマップを高品質に拡大することができます。使用されているアルゴリズムは、独自に発明したものです。
さっそくダウンロードして使ってみた。
これはいい!
欲をいえばキリがないが、ジャギーでギザギザの画像が、クリアに拡大できる。低解像度のまま使うよりはマシである。
これはオススメだ。