カメラやプリンタで多くのシェアを握る「キヤノン」
魅力的な製品を数多く出し、評価も高いはずのメーカーだ。
だが、その裏というか実態は、ちょっと信じられないくらいお粗末らしい。
そんな暴露(?)記事。
キヤノンの一眼レフで不良事故が多発する理由、製造請負依存の死角(上)(1) | 企業戦略 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン
2005年以降(製品発売時期ベース)、キヤノンは一眼レフカメラの新製品を12機種発売しているが、そのうち5機種で製品不良が発生している。品質不良のオンパレードと言っていいだろう(2ページ目下表参照)。その間、ライバルのニコンでは、製品不良は1機種も公表されていない。製造台数が少ないものの、オリンパス、ソニー(06年に旧ミノルタの事業を買収)などその他の一眼レフメーカーも、製品不良を公表していない。
全文は長い記事だが、これを読んだら、もうキヤノンの製品は買えないね。
ここまで書いちゃっていいのか?……と心配してしまうくらい、すごい内容だ。
私自身はキヤノンの製品は使っていない。
カメラはニコン派、プリンタはエプソン派だからだ。
この記事を読んで、昨年、キヤノンが大量の派遣切りをした理由がわかった気がする。
会社の体質的に、製品に対しても、仕事をさせている労働者に対しても、誠実さや真摯な理念がなかったのだ。だからこそ、トカゲの尻尾切りみたいに簡単に派遣切りで済ませてしまったのだろう。
人を大切にしない会社が、仕事や製品(サービスも含む)を大切にするはずがない。表向きの華やかさの裏で、あこぎな商売をしていたわけだ。
今後、新しいカメラを買う場合には、無条件にキヤノンは除外する。
そう確信させられた記事だった。