WBCの準決勝。
日本はプエルトリコに敗れた。
会社なのでテキスト速報で戦況を見守っていたが、終盤はサーバーがアクセス不能になってやきもきした。
よほど多くの人が、同じように見守っていたのだろう。
20日の決勝戦を見られることを期待していただけに、残念……というか、大きな虚脱感に陥っている。
日本中の野球ファン、にわかファンも同様だろう。
一番くやしいのは選手たちだと思う。
見ているだけの我々とは、比べようもないくらいくやしい気持ちのはずだ。
期待感と高揚感に満ちた時間だった。
たかが野球、たかがスポーツかもしれないが、この満ち足りた時間はなんともいえない。
普段の日常にはない、特殊な精神状態だ。
これがあるから「日本代表」の試合は特別なのだと思う。
ライブのTV中継は見られなかったのだが、まだ心臓がバクバクしている。
あともう一試合……見たかった。
届かなかった決勝戦が、あまりに遠く感じる。
ペナントレースでは味わえない、この気分。
束の間ではあったが、いい夢、いい時間だった。
選手のみなさんには、「ありがとう」をいいたい。
そして、次のWBC(2017年?)か、2015年開始予定のIBAF主催の世界大会「IBAFプレミア12」で、再び勇姿を見せて欲しい。その頃には、選手の顔ぶれも変わっているだろう。
ちなみに、「TBS系WBCのテーマソング~Journey「Separete Ways」が懐かしい」に、たくさんの方がアクセスしていただいた。
やはり、あの曲は気になったのだろう。
この曲はラブソングなのだが、訳詞を一部抜粋。
世界の端と端に別れ
二人の心は真っ二つ
夜も眠れず
足は地につかず
僕は君に向かって手をさしのべる(中略)
混乱と苦痛の板ばさみにあった
困惑の日々
かなたに輝く瞳よ
二人の約束はツユと消えたどうしても行くというのなら、君の幸せを祈ろう
決して一人ぼっちになるなよ
気をつけてな
君がいないと淋しくなるぜ
決勝戦での日本を見られなくて、淋しいぜ(笑)。
今回の日本チームは、出足から紆余曲折があったから、なんとなく「混乱と苦痛の板ばさみ」というのは、当てはまっているような気がする。
ともあれ、これで夢は終わった。
次の夢を実現するまで、選手たちにはがんばってもらいたい。
その前に、サッカーのW杯があるが。
こうした国際大会での日本チームの活躍は、経済効果も大きいのではないか。なにより、気分的にハッピーになるから、世の中が明るくなる気がする。
スポーツは、スポーツ以上の相乗効果があると思う。