ふと、くだらないことを思いついた(笑)。
「プロ野球の平均安打数と月齢と潮汐の関係」についてだ。
潮汐は月と太陽の引力によって起きる現象だが、この潮汐は生物の行動や生殖にも関係している。また、満月や新月の日には犯罪が増えるとか、自殺者が増えるとかいう俗説もある。ただし、関連性は乏しいとの説もある。
女性の生理周期は、月齢と関係しているが、人間の体や行動に少なからず影響があるのは事実だ。
では、スポーツではどうなのだ?
という、素朴な疑問。
バカらしいと思いつつも、いちおうデータを拾って比較してみることにした。
プロ野球の過去データは、試合日程・結果(2012年) プロ野球Freakを参照して、2012年4月の各試合結果から、安打数を拾い出し、日にちごとに平均安打数を求めた。
▼2012年4月の試合結果
(各日付の全試合・全球団の安打数合計)÷(試合をしたチーム数)=1日当たりの平均安打数
この平均安打数を、2012年の4月分を計算。
ほんとうは、年間を通して集計・計算するといいのだろうが、そこまでやる気力がなかった(笑)。
とりあえず、1カ月分だ。
次に、2012年4月の月齢と潮の大小を、月齢カレンダーを元に参照する。
▼2012年4月の月齢と潮
これらを、ひとつにグラフにまとめた。
▼プロ野球の平均安打数と月齢と潮汐の関係グラフ
赤線が平均安打数だが、試合のない日は点線になっている。
たった1カ月分のデータでは、サンプル不足であることは承知の上だが、事前の予想とは違った結果になった。
事前の予想では、満月や新月の大潮のときに安打数が増えるのではないか?……と思ったのだが、結果は逆だった。
長潮のときに激減しているのは象徴的だが、安打数が増えるのは中潮のときが多い。
もっとも、平日の試合と週末の試合では、球場の雰囲気は違うし、ピッチャーや打者の調子の良し悪しもあるだろう。ただ、調子の良し悪しは、月齢に関係していると考えられなくもない。
ちなみに、月齢と潮の大小は必ずしも完全に合致しない。月の軌道が楕円なので、月の満ち欠けとは微妙にずれるためだ。
もっとデータを積み上げないと、関連性があるとはいえないが、こういう切り口で好調や不調を見るというのもあるのではないか?……ということ。
まぁ、ちょっとしたお遊びだけどね(笑)。
今日(8日)は長潮。
WBCの日本チームは、貧打かもしれない。