DAZ Studio 4をいろいろと使ってみる(2)

DAZ Studio 4をいろいろと使ってみる(1)の続き。

DAZ Studio 4について書いていくが、脈絡なく、思いつきで書いていくので、使い方のHow toにはならないのでご勘弁を(^_^)

DAZ Studio 4になって、それまでのフィギュアのベースに加えて、新しいフォーマットのフィギュアが導入されている。
それが「Genesis
従来からのフィギュアは、男性が「Michael」女性が「Victoria」ならびにそのバリエーションだった。最初から、プロポーションを男女に分けていた。

Genesisでは、性差はmorphで変化を付ける方法になったので、基本ボディから男と女のプロポーションを作れるようになった。
また、可動できる関節も柔軟になっているようで、以前よりも、より自然な動きを出せるようになっている。

しかしながら、まだGenesisに対応するパーツ(衣裳やアクセサリーなど)が少ないので、本領発揮とはいかない。

Genesisは、フィギュアとしての精度が上がっているので、Victoriaで不満だった部分が解消されている。
その顕著な例が、「肩」の部分の描写だ。

3Dはポリゴンで構成して、そのポリゴンを細かくして、スムーズになるようにする。初期のPoserでは、このポリゴンの分割が荒く、カーブがゴツゴツと角が出ていた。
Victoriaではかなり解消されて、顔の造形などはかなりリアルだ。

しかし、顔以外の体の部分では、微妙に角が残っている。
それが顕著に現れるのが「肩」の部分なのだ。
以下が、Victoriaの肩の部分をレンダリングしたもの。

Victoria 4の肩

クリックすると拡大するので、肩の角を確認できると思う。
加えて、脇の部分の接合も、やや不自然になっている。
「絵」にするときには、この角をPhotoshopでなめらかにして、やや輪郭をぼかすことで対処している。

対して、新しいフィギュアのGenesisでは……

genesisの肩

……という感じで、じつになめらかなになっている。脇も「切れている」のではなく、肉としてつながっている。
この差は大きい。

とはいえ、Genesisは新しいフォーマットなので、使えるパーツが少ない。
現状ではVictoriaをベースにして、シーンを使っていくしかない。

諌山 裕

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