今さら感はあるのだが、バーチャルモデルが注目されているという。
それって、ぜんぜん目新しくないのだが……

人間を超える? 著名ブランドも注目するバーチャルモデル ビジネス、今日のひとネタ | LIMO | くらしとお金の経済メディア

ここ数年で、「バーチャルリアリティ」や「バーチャルユーチューバー」など、「バーチャル〇〇」といった言葉はもはやおなじみのものとなってきました。

そんな中、最近、話題となっているのが「バーチャルモデル」です。いったい、どのようなものなのでしょうか。

バーチャルモデルとは?

バーチャルモデルとは、Instagramなどを中心に活躍する架空のモデル、デジタルヒューマンのことです。CGで作られた見た目は生身の人間そっくりですが、容姿はもちろん出自などの設定もすべて架空です。

(中略)

バーチャルモデルは日本でも

日本では、2019年1月に「imma(イマ)」というバーチャルモデルが登場し、大きな話題となりました。

「CGに見えない」
「ここまでリアルだとなにが現実かわからなくなる」
「ほんとうにかわいい、ファッションも良い」

と感嘆する声や、immaに憧れる女性もすでに多くいるようで、ネットメディアで彼女の「インタビュー」が掲載されるなどしています。

どうやら「リアルさ」が売りのようだ。
リアルなCGが可能になったのは、コンピュータの高性能化が背景にある。
かつては、大規模なワークステーションが必要だったが、現在では個人レベルでも可能になっている。PCの性能が良くなり、アプリケーションも進歩しているからだ。

動画として自在に動かすとなると、1台のPCでは処理能力が足りなくなってしまうが、多数のPC、多数のグラボを使ってレンダリングできれば、かなりのことができる。

静止画に限っていえば、個人レベルでもわりと簡単にできてしまう。
たとえば、こんなの……


……と、これは私の作品(^_^)。

このCGキャラクターを動画として動かすことも可能なのだが、それにはPCの処理能力によってかなりの時間を要する。レンダリング用マシンとして、ハイスペックのPCを使っているが、4K-UHD解像度の静止画では3日前後かかる。
動画となると、1秒30フレームとすれば……レンダリング時間は計算してみればわかるだろう。

真美の1シーンの画像が以下。

元画像は、5000×5000ピクセル

▼ピクセル等倍のアップ画像

クリックするとピクセル等倍画像を表示

と、こんな感じ。
かなりリアルだと思う。
この程度のことは、個人レベルでもできてしまう。

私の過去記事で……
ヌードなし『PLAYBOY』の刷新の先には…
……というのがある。

2016年3月17日に書いたものだが、このとき、バーチャル・プレイメイトを提唱した。
これを機に、バーチャル・プレイメイト・シリーズとして作品を作ってきた。
バーチャル・プレイメイト・シリーズ
マイナーなサイトなので、注目されることはないが、こんなこともできる(^_^)

バーチャルモデルという発想は、私がやってることとあまり大きな違いはないようにも思う。
まぁ、ビジネスになるかどうかの違いはあるが。

時代と環境が、やっと追いついてきたかな?……という感じ。
バーチャルモデル、バーチャルアイドルの時代が来る……かもしれない。

諌山 裕

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