宇宙に謎は尽きないし、新たな発見はセンス・オブ・ワンダーでもある。
時速420万キロ、宇宙最速の星を発見 | ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC) 日本版サイト
ある星がいま時速420万キロという超高速度で天の川銀河を脱出しようとしている。3月5日、科学誌「サイエンス」に発表された最新の研究成果によると、これまで見つかった星の中では最高の移動速度だという。
いやはや、すごい発見。
時速420万キロで移動する星……といってもピンとこないものだが、我々の太陽系も銀河系の中を回ってる。
そのスピードは、約時速86万4千キロ(秒速240km)である。
それと比べると、いかに速いかがわかる。
爆速の星は、天の川銀河から脱出方向に移動しているようなので、いずれは「はぐれ星」として銀河間宇宙を飛び続けることになる。
その星(恒星)には、おそらく惑星も付随しているのだろう。
超新星爆発が成因だとすると、惑星があったとしても生命はいないかもしれない。しかし、その天然の高速宇宙船に乗って銀河を旅する様子を想像すると、SFのネタになりそうだ。
ということで、ちゃちゃっとイメージを作ってみた。
▼爆速の恒星の惑星から、遙かな銀河を望む