「ピンホールコンタクトレンズ」はコンタクトレンズの革命か?

近視、乱視、老眼などでメガネやコンタクトレンズがないと、日々の生活に支障のある人は多いと思う。
かくいう私も、極度の近視+乱視+老眼という三重苦だ。裸眼の視力が0.03以下なので、メガネなしではまっすぐ歩くこともままならない。

関連記事→視力0.03で近視+乱視の世界

遠近両用メガネというのもあるが、1つで2役とはいうものの、じつのところ使い勝手はあまりよくない。そのため、仕事時の近距離用と普段の遠距離用と、ピントの合う範囲の違う2種類のメガネを使い分けている。
視力が悪いものにとって、周囲の世界がちゃんと見えるというのは、憧れと願望なんだ。

そんなメガネ&コンタクトレンズ使用者に、朗報かもしれない製品が実用化されようとしている。

水曜インタビュー劇場(小さい穴公演):眼鏡がいらなくなる? 世界初の「ピンホールコンタクトレンズ」にびっくり (1/6) – ITmedia ビジネスオンライン

近視や老眼をコンタクトレンズ1枚でカバーできる「ピンホールコンタクトレンズ」をご存じだろうか。現在、臨床研究を進めていて、2017年度中の商品化を目指しているという。どのような原理でできているかというと……。

詳しくはリンク先の記事を読んでもらいたいが、軽度の近視+老眼であれば、この「ピンホールコンタクトレンズ」は良い選択肢になりそうだ。
しかし、私のように裸眼視力が0.03にもなると、ちょっと難しそうなのが残念。
こういうのが登場すると、既存のコンタクトレンズはピンチになるかもしれない。

視力の悪い人は多いので、ピンホールコンタクトレンズの実用性が高ければ、大ヒット間違いなしではないだろうか?
ただ、私もそうなのだが、コンタクトレンズを装着ができない人もいる。目に異物を入れると、過敏に反応してしまって、違和感や痛みを感じてしまう。
メガネで革新的なものはできるといいのだが……。
外科的にレーシック手術という方法もあるが、そうではなくて衰えた目のピントを補正するようなもの。メガネはレンズで光学的に焦点位置を補正するものだが、そのレンズが状況に応じて可変するようなシステム。自動でなくてもいいから、数段階でレンズの屈折率を変えられるといい。
誰か、作ってくれないかな。

視力が悪くなるのは、水晶体をコントロールする毛様体の劣化が主たる原因であり、老眼は水晶体の硬化が原因。この毛様体や水晶体を、正常な状態に戻す方法なり薬なりがあると、もっといい。
たぶん、そういう研究は誰かがやっていると思うのだけど、効果的な方法が発見されたら、多くの人が恩恵を受けるイノベーションだね。そして、大きなビジネスチャンスにもなる。

メガネは使い続けていると、だんだん度が合わなくなるんだよね。その分、視力がさらに悪くなっているということだ。
とりあえず、度が合わなくなったメガネを新調しなきゃ(^_^)b

諌山 裕

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