なでしこJAPANの歓喜の瞬間から、2日あまり経った。
私もライブで見ていて、ひとりではしゃいでいた口だ(^_^)。うちの妻は、スポーツには興味がないので、一緒に喜びを分かち合えないのが残念。
優勝が決まった瞬間。
私は両手の拳を掲げてガッツポーズをしていた(^_^)
その後、各紙、各サイトで論評記事が掲載され、そのほとんどを読んだと思う。
それらを読むたびに、感激がわき上がってくる。
そんな中で、もっとも共感できた記事が以下だ。
日本文化を具現化した「なでしこ」の世界制覇 | BPnetビズカレッジ:説法 | nikkei BPnet 〈日経BPネット〉
「この娘たちは、本気でアメリカに勝つ気なんだ」
ゲームの中でそう思う瞬間があった。そして、これなら勝てるかもしれないと確信めいた気持ちが込みあげてきた。後半36分に決まった宮間あやの同点ゴールのときだ。アメリカのスピードあるモーガンに先制点を奪われたのは後半24分。このとき、うなだれるチームメートに「まだまだこれからだ」と澤がチームメートを鼓舞するシーンも印象深かったが、同点に追いついた後の宮間の取った行動が素晴らしかった。
自ら決めたゴールに酔いしれることもなく、すぐさまゴールマウスの中に転がっているボールを拾い上げ、それを持ってセンターラインに向かって走りだしたのだ。
青島氏の観察力が素晴らしい。
そう、たしかにそのシーンは記憶にある。録画もしてあるが。
ぶっちゃけ、最後の最後で追いつけるとは思わなかった。
だが、やってのけた。
先に書いておかなかったから、後付けになってしまうが、PK戦までもつれこめば勝つチャンスはあると思っていた。まさか、本当にそこまで行けるとは思っていなかったが。
ともあれ、劇的な試合だった。
これがドラマだったら、ご都合主義の安っぽいシナリオだが、現実に起こるとまるで夢物語。
苦労して、ときには挫折して傷つきながらも立ち上がって、最後に勝利を手にする……なんて、映画の「ロッキー」か「あしたのジョー」のようなスポ根だ。
ある意味、日本人が好きな展開だね。ロッキーはアメリカ映画だから、アメリカ人も好きなパターンなのかも。
楽勝ではなく、苦しみながらの勝利だったから、よけいに感動してしまったのだと思う。