50ccバイクが、絶滅するらしい。
田舎でサラリーマンをしていた若かりし頃、50ccバイクは通勤の足だった。東京のように鉄道やバスの交通網がないので、数キロ以上離れた場所に行くには、車かバイクが不可欠だったのだ。
50ccバイクがなくなる理由というのが……
目前に迫った50ccバイクの滅亡 ITmedia ビジネスオンライン
1980年代、二輪車は多くの若者にとって今よりも身近な存在だった。多くの若者は16歳になるとバイクの免許を取り、排気量をステップアップしながら18歳を迎え、やがてクルマに乗り換える。それはごく普通の若者のライフスタイルだったのだ。
(中略)
特に50cc以下(道路運送車両法では原付一種)という排気量はほとんど日本専用のガラパゴス商品で、世界的に見れば排気量の最下限は125cc以下(同じく原付二種)になっている。現在二輪、四輪を問わず、排ガス規制は統一化に向かっており、世界の排ガス規制が「125ccでギリギリクリアできる」限界を狙って厳しくなれば、その半分以下の50ccで規制をクリアするのは難しい。
(中略)
そう遠くない将来、50ccのエンジン付き二輪車は日本から消える。これはもう疑いようのない流れだ。ホンダの加藤千明社長も、長期的に原付1種が内燃機関を主体として存続できるかどうかについて非常に厳しいという見解を示しており、電動化への流れを示唆している。
なるほど、排ガス規制が厳しくなって、小型の50ccでは技術的にはクリアできても採算が合わないということか。
バイクそのものも斜陽になっているようなので、原チャリは需要が少ないだろうしね。
電動バイクになっていくということで、それもまた時代かな。
かつては、電動バイクなんて未来の乗り物だったのに、いまや現実だからね。
昔、私が乗っていた500ccバイクは、YAMAHAのTY50だった。
1975年 TY50 – コミュニケーションプラザ | ヤマハ発動機株式会社
懐かしいなー(^_^)
これに乗って、雨の日も雪の日(九州なのでめったに降らないが)も通勤したし、友達とツーリング行ったりもした。標準装備にはないタコメーターをつけたりしていた。
このモデルは、上の排気量の250ccを小型化していたので、見た目はいい。だが、所詮50ccなのでパワーはなかった。急な坂道を登るのは苦手だったね。
おまけに2ストロークなので、排気ガスが濃かった。
上京してきて、バイクに乗る必要がなくなり、実家に置いておくのも邪魔なので処分した。ついでに、原付免許も更新せず消失。
メカとしてのフォルムは好きだったので、手放したくはなかったのだが……。
エンジンむき出しのメカ感が好きなんだよね。
最近は中年〜老年ライダーが増えているそうだが、乗りたいという気持ちはわかる。
青春時代のイメージだからね。
私も、バイクには乗りたいという気持ちはある。
ただ、免許から取らなければいけないので、その余裕がない。
バイクの新製品が出ると、いいなー……と、走っている姿を想像する。
バイクショップの前を通ると、しばしマシンに見とれてしまう。
ま、妄想するのはタダだし(^_^)