ファンタジー好きの人は、ハードSFが苦手。逆に、ハードSFファンは、ファンタジーが嫌い。
……などという、漠然とした感覚がある。
たしかに、ファン層が違うのは確かなのだが。
だが、私はどちらも好きだ。
よくできたファンタジーは、じつに理路整然と世界が構築されていて、魔法ですらも一定の制約や法則の上に成り立っている。
つまり、異世界を科学的な考え方で創造しているのだ。
「指輪物語」(文庫 新版 )
が、その典型的な例だろう。
で、それに関連した、科学のニュース。
「ホビット」を追って – CNET Japan
遠いインドネシアの島で見つかった、身長3フィート(約0.9メートル)、1万8000年前の女性の人骨が、2003年の発見以来議論を巻き起こしているが、最近になってこの議論に関する、ある発表があった。
人骨の発見者は、この化石がホモ・フローレシエンシスと呼ばれる新種に属すると提案している。指輪物語の熱狂的なファンは、現実に「ホビット」がいた可能性に熱狂中だ。しかし、疑り深い人たちは、この骨格は小頭症のホモ・サピエンスのものではないかと主張している。
背の低い旧人類かもしれない種族に「ホビット」とは、なかなか気の利いたニックネームだ。
だが、本当に人類とつながりのある種族なのかどうかはわからない。
もしかしたら、異星人かも……と、思ったのは私だけではないだろう(^_^)
いわゆる、グレイと呼ばれる異星人も、小柄で頭が小さい。なんとなく、そっちを想像してしまった。
モルダーだったら、これは宇宙人の化石だ……といいそうだ。
化石は過去の事実の断片を見せてくれるが、真相はなかなかわからない。
足りない部分を、理論と実証、そして想像力で補うのが科学でもある。
科学にも、ファンタジーの要素は必要なのだ。
と、久しぶりの書き込み。
仕事が忙しかったのさ。