イギリスのサッカーチーム(アマチュア)で起きた、とんでもない反則行為。
その行為も問題だが、それを報じる記事に使われた「イメージ写真」も問題。
「イメージ写真」として使われる写真は、あくまでイメージであって、個人や団体が特定できる場合はイメージには不向きだ。
使われた写真が、当該記事の現場写真と勘違いされてしまう。
「数秒間視力を失い、出血が…」英国で審判を殴打した選手に“史上最長”の出場停止処分!「おぞましい行為だ」 | サッカーダイジェストWeb
9月9日、スペイン紙『Marca』などが報じたところによれば、先月にロンドンで行なわれたアマチュアの試合で、審判に暴行を働いた選手に10年間の出場停止処分が科されたという。「FAによれば、史上最長のペナルティー」と記事は伝えている。
調べてみると、写真はイギリスの「ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC」の古いユニフォームのようだ。
この写真だとチームは特定できるし、選手名も特定できる。
これをイメージ写真として使う神経は、どうかしてると思うぞ。
しかも、注意されているのが黒人というのも、意図的に思える。問題を起こした選手も黒人だからなのだろう。
記事中に動画が紹介されているのだから、そこからキャプチャすればいいじゃないか。
こういうことを平然と行う、記者と雑誌の良識を疑う。