今日は電子出版関係の記事に行き当たる。
以下は、アメリカの最新事情。
一歩先を行っている感じだ。
電子書籍の次は電子自費出版 出版の旧型ビジネスモデルに大変革を迫るLulu(ルル)|ビジネスモデルの破壊者たち|ダイヤモンド・オンライン
初めての著者にとっても、またワイドマン氏のような大作家にとっても、ルルの共通した魅力は、印税の高さである。
ルルで販売する本では、著者が自分の取り分を自分で設定し、それにルルが販売コストを上乗せして、最終的な本の価格が決まる。だが、販売コストは1~2 ドル程度と実に少額で、場合によっては著者の取り分は80%にもなるのだ。10%前後という、従来の印税とは大きな違いだ。すべては、インターネットによって製作コストや流通コストが大きくカットされ、さらにプリント・オンデマンドで少量印刷が可能になったことの賜物だ。
▼Online Self-Publishing Book & Ebook Company | Lulu
紙の出版でも80%の印税を確保できるとは、すごい話だ。
オンデマンド印刷は、技術としては日本にもあるが、こういう使われ方はしていない。
うらやましい限りだ。
私はSFサークルで同人誌を作ったりもしているが、印刷コストはいつも悩みの種だった。
Luluのような出版~販売は、日本ではほとんど不可能に近い。
まして、印税80%なんて、論外だろう。
しかし、こういうビジネスモデルに未来があるだろうとは思う。
電子書籍だけでなく、紙の書籍でも黒船がやってくるかもしれない。