読んでみれば、なるほどの記事。
宇宙船にも、使用可能な保証期間があったという話。
livedoor ニュース – 寿命200日は何で決まるのか=国際宇宙ステーションに人を運ぶソユーズの軌道上寿命
「ソユーズ宇宙船の軌道上寿命は、ソユーズ宇宙船を構成する帰還モジュールの推進システムの寿命(推進剤である過酸化水素の保管寿命)に起因します」とあった。ソユーズ宇宙船は、3つの部分から成り立ち、直径約2.2m、全長7.2m、重さ約8t。最後は、そのうちの帰還モジュール約3tだけが帰ってくる。燃料はケロシンだが、ケロシンを燃やすための酸素を出すのが、推進剤だ。推進剤に使う過酸化水素はオキシフルという消毒薬と基本は一緒だ。水素2-酸素2がくっついたものだ。すぐに酸素を出して、水に変わりやすい。それをちゃんと保存できる期間、200日が軌道上寿命になっていたのだ
予定よりも大幅に遅れている国際宇宙ステーション(ISS)だが、誤算の一つはシャトルがまともに使えないということだろう。
連絡用として使われているソユーズ・ロケットは、基本設計がスプートニクの時代から変わらないという、年季の入ったロケットだ。古いけれども、実績と安定感がある。
次世代の宇宙船も計画されているが、計画通りに運用できるかどうかは不確かだ。
民間のロケットも運用されようとしているが、宇宙に気軽に行けるようになる時代は、まだまだ先の話だ。
火星への人類到達を見てみたいものだが、それまで生きてはいないだろうしなー。
ちなみに、楽観的見通しでは、火星までの有人宇宙飛行は、2015年だとか。
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