APEX PROTOCOLの新EP「神々の戦い」をリリース

密かに開発していた……ではなく、制作していた、APEX PROTOCOLの新譜。
本日より、主要配信サイトからリリースされた。
邦題は『神々の戦い』、英題は『The Endless War of the Gods

▼Apple Musicの例

日本語環境では、邦題の曲名となっている。
歌は英語なので、原詩となっている私が書いた日本語歌詞を、ここに掲載する。

「神々の戦い」

鉛のように重苦しい夜が明け
進軍ラッパに血が騒ぐ
弓矢が雨となって降り注ぎ
騎馬隊が敵陣に切り込む
土煙と雄叫びと血しぶき

神に作られし人間は
戦うための駒となり
泥沼の戦場で命を削る
戦う理由を知る者はいない
戦士は死ぬまで剣を振るう

終わりなき神々の戦い
戦い続けるための戦い
一進一退の勝利なき戦い
戦え! 戦え! 戦え!
神のために戦え!

多くの戦友が塵となった
神の戦場では死体は残らない
我らは戦いの道具でしかない
心を持たされた肉の人形だ
戦士に死を悼む余裕はない

理不尽と怒りを力に変えて
混沌とした世界で生き抜く
敵を殺すことが生き残る術
新たな戦友とともに前線に立つ
明日の夜明けを迎えるために戦う

終わりなき神々の戦い
戦い続けるための戦い
一進一退の勝利なき戦い
戦え! 戦え! 戦え!
神のために戦え!

戦え! 戦え! 戦え!
神のために戦え!

「無慈悲な戦場」

夜の帳が下り、星々が囁く
戦士は酒を酌み交わす
生き残ったものの特権だ
倒した敵の戦果を自慢し合う

男の戦士と女の戦士
戦士に性別は関係ない
戦いの合間の平穏な夜
鎧を脱ぎ、男と女は求めあう

我らの神のための戦い
刃を交えるのは人間同士
血を流すのは仲間のため
オレたちに選択肢はない
ここは神々の無慈悲な戦場

敵が夜襲をかけてくることはない
神々が定めた戦いのルール
戦場の死体は朝には消えている
まっさらな大地は血を求めている

死んだ友の話はしない
明日は我が身だからだ
死の恐怖よりも戦いの欲求
オレたちは戦うために生きている

我らの神のための戦い
刃を交えるのは人間同士
血を流すのは仲間のため
オレたちに選択肢はない
ここは神々の無慈悲な戦場

我らの神のための戦い
ここは神々の無慈悲な戦場
オレたちは戦う
戦うことが定め
オレたちは戦う
命が尽きるまで
オレたちはひたすら戦う

「女戦士の悲哀」

女の私だが、剣術で男に負けない
戦場では男も女も対等に戦う
しかし、女ゆえの理不尽はある
子は産めないのに、女の体

男は首をはねられ、女は捕虜になる
男たちにとって、女は戦利品
強かな女は敵の男を受け入れる
生き残るための処世術

女の戦いは戦場だけじゃない
敵味方関係なく男との駆け引き
神々が仕組んだゲームの一部
女戦士の悲哀と宿命

毎夜、私は違う男と寝る
殺伐とした戦場では必要なこと
男は女を、女は男を欲する
戦いが始まれば、敵をぶった斬る

敵の女戦士と対戦したら、容赦しない
互いの境遇を知っているから
捕虜にしないでとどめを刺す
それが女同士のせめてもの慈悲だ

女の戦いは戦場だけじゃない
敵味方関係なく男との駆け引き
神々が仕組んだゲームの一部
女戦士の悲哀と宿命

女だからって、甘く見るな
私は並の男よりも強い
簡単に戦利品になると思うな
手加減すると痛い目を見る

女戦士の悲哀と宿命
それでも私は戦う
生き残るために
女として、生き残るために
女戦士の覚悟と執念

「神々のゲーム」

下界の戦場は複数のエリアに分かれ
神々は円卓を囲んで戦況を見る
駒である人間の軍勢を動かす
プレイヤーたる7人の神

戦いの目的は戦いそのもの
戦士たちの狂気の戦いぶりと
はかない命のやりとりを楽しむ
軍勢のどちらが勝つかには興味がない

惑星が影に入れば戦いは終わり
戦場をリセットし、戦士を補充する
遺伝子は複製され、戦士が製造される
無限に繰り返される死と再生

我ら神々は人智を越えている
人間の倫理観は通用しない
我ら自身ですらルーツを知らない
ゲームを支配することが存在理由
神として振る舞い、神として君臨する

人間に哀れみなど感じない
戦士は消耗品に過ぎない
彼らの寿命は数十年と短い
死ぬ運命ならば戦って死ねば良い

見よ、人間たちは生き生きしているではないか
戦闘本能が満たされ、生殖行為に喜ぶ
戦場は人間の本性を映す生きたチェス盤だ
我らは生きる目的と戦う場を与えている

太古の人間文明の記録が残っている
我々はその歴史を参考に神を演じている
かつての神々も同じことをしていた
それは人間の願望でもあったのだろう

我ら神々は人智を越えている
人間の倫理観は通用しない
我ら自身ですらルーツを知らない
ゲームを支配することが存在理由
神として振る舞い、神として君臨する

我らは明日の戦いに備える
7人の神の戦力は同じ
対等でなければ、戦いは一方的になってしまう
それでは面白くない
混沌こそが戦いの醍醐味なのだ

さあ、我が戦士たちよ
戦いの始まりだ
我を失望させるな
さぁ、戦え
我を楽しませよ

「誇り高き戦士」

神の采配に抗う術はない
命の価値は剣の重さよりも軽い
だがオレたちは生きている
生きたいと渇望している

敵の大将と戦ったことがある
奴はオレと同じ顔をしていた
勝ったのはオレだが、奴は笑って言った
中指を立て、「神を殺せ」と

オレたちは家畜のように管理されている
神への反逆などできるはずもない
生殺与奪は神が握っている
神は信仰ではなく絶対的な力だ

祈りではなく剣を持て
生きるために死を斬れ
我らは戦士!
我らは誇り高き戦士!
戦って活路を開く!

強いものだけが生き残る
女戦士で強い者を副官にする
彼女はオレの女になった
ふたりで協力して戦場で戦う

連戦連勝で我が軍は勢力を広げる
女戦士たちとの連携が勝因だ
士気が上がり、戦い方が変わった
戦場での戦い方は人間の裁量

どう戦うかはオレたちが決める
どう生きるかはオレたちの問題だ
神へのささやかな、蟻程度の反発
そのかわりに神へは勝利を捧げよう

祈りではなく剣を持て
生きるために死を斬れ
我らは戦士!
我らは誇り高き戦士!
戦って活路を開く!

オレたちは今日も戦場で剣を振るう
返り血を浴び、雄叫びを上げて
同じ顔をした敵を倒していく
それが定めなら、オレたちが生き残る道を選ぶ

さあ、進軍だ!
勝利をオレたちの手でつかむ!
終わりなき戦い
それでもオレたちは生きる
オレたちは生きる!

諌山 裕