DAZ Studio 4.xをいろいろと使ってみる(62)…Clothing Converterの使い方


久々の『 4.xをいろいろと使ってみる』のネタ。
今回は、古いバージョンのClothing(衣装)を、Genesis 8バージョンにコンバートするスクリプトについて。

対象となるプラグインは以下。

RSSY Clothing Converter from Victoria 4 to Genesis 8 Female

RSSY Clothing Converter from Genesis to Genesis 8 Female

RSSY Clothing Converter from Genesis 2 Female to Genesis 8 Female

Clothing Converter from Genesis 3 Female to Genesis 8 Female

V4、G1、G2、G3のそれぞれから、G8にコンバートできる。
私は全部買った(^^)。
で、使った。

これがなくても、いちおうAuto-Fit機能で、G1以上は無理矢理着せられるのだが、ジャストフィットとはいかなくて、ずれたり異常に変形したりする場合がある。古いバージョンのClothingほどズレが大きくなってしまう。

また、V4に関してはG8のフィギュアにAuto-Fitする選択肢がない。なので、そのままではうまく使えない状況だ。

過去資産を有効に使うには、コンバートするしかない。
使い方は同梱のマニュアルに書いてある。もちろん英語だが。
V4→G8のconverterについては、G1以上とは違うところがあるので、V4→G8のマニュアルの日本語版を作った(^_^)。以下のPDFファイルを活用して欲しい。

V4-G8コンバート日本語マニュアル

G1、G2、G3からG8にコンバートするのは、それほど問題はなかった。ただし、G1に関しては、いくつかのClothingは変換できなかった。古いものは仕様が若干違っているようで、エラーになってしまった。

問題はV4からG8への変換だ。

なぜ問題かというと、V4の頃は、DAZ 3Dのフォーマットが統一されていなくて、けっこうバラバラだったんだ。

フィギュアソフトとしては、Poserが先駆者だったので、DAZは後発。V4の頃はPoserとの互換性を優先していたため、ファイルの拡張子が「.cr2」もしくは「.obj」だった。また、DAZ独自のフォーマットとして「.daz」というのもあった。いろいろと混在していたのだ。

現在はDAZフォーマットは「.duf」に統一されていて、これはG1以降の仕様だ。
だから、G1以上は問題はあまりない。

V4がやっかいなのは、ファイルフォーマットだけでなく、ファイルの格納ディレクトリ(フォルダ)もG1以降とは違っていることだ。
現在は、people > Genesis 8 female > Clothing と、Clothingのみを格納するフォルダに分類されてインストールされるが、V4の頃は様々なPropと区別なく格納されていたので、探し出すのに苦労した。

現バージョンのDAZ Studioの「Victoria 4」フォルダの中にもClothingの分類はあるのだが、それは大部分がマテリアルのファイルで、Clothing本体のファイルはPoserフォーマットの中に格納されている。

V4のClothing本体のファイルの場所は……
/Users/Shared/My DAZ 3D Library/Runtime/Libraries/Character/
PC環境でインストール場所は違うので、自分の環境に置き換えて見てほしい。このディレクトリ構造は、MACの場合。

ようするに、Runtime/Libraries/Character/の中に、ベンダー名のフォルダがあり、その中にcr2形式のファイルが入っている。
変換できるのはこのファイルだ。

どれがClothingのファイルなのかわかりにくいから、Characterのディレクトリをまるごと指定して、読み込み可能なファイルを全部読み込ませて変換した。
Clothing以外のファイルも一時的に読み込まれるが、変換対象ではない場合は自動的にスキップしてくれた。時間はかかるが、この方法であれば漏れがない。

ディレクトリ選択

ディレクトリ選択

ただし、ただしである。
中には変換できないClothingもあった。原因は、V4でも古すぎるものは仕様が違うためだ。全部とはいかないが、8割くらいは変換できた。

持っている古いバージョンのClothingは、この変換プラグインで大部分は変換した。
おかげで使える素材が増えた(^_^)

MACとWindowsの違い

私はMAC(10.13)とWindows 10の、両方の環境でDAZ Studioを使っている。
Windows機はレンダリング用に買ったもので、IrayレンダリングでNVIDIAのGPUレンダリングができるようにしてある。

Clothing Converterは、MACでは問題なく動作したのだが、Windowsではなぜかエラーが出る。
まぁ、MACで使えているからあまり問題にしていないのだが、Windowsユーザーは解決策を探して欲しい(^_^)b

で、私はMACで変換して、Windowsにコピーして使っている。
その場合、注意することがある。

Clothing Converterの設定で、変換したファイルの保存先を指定できるようになっている。
▼保存先指定

保存先指定

保存先指定

ここのOutput Directoryで保存先を指定する。
名前は何でもいいが、「G8-Convert」というフォルダを作って指定した。
私の場合、オンラインストレージの「box」と連動させて、自動的にWindowsにも同期するようにしている。

Output Directoryで指定したフォルダに、変換したファイルが、元々のClothingファイルがあったフォルダ名が自動生成されて、そのフォルダの中に変換ファイルが保存される。つまり、自動的に分類もしてくれるので、ごちゃ混ぜにはならないようになっている。

しかし、この保存先Directory(フォルダ)だけではなく、関連ファイルが別のところにも生成されていた。
Windowsにコピーしてみたものの、ファイルが見つからないというエラーが出て、それに気がついた。
では、その関連ファイルはどこにあるのか?

エラー表示の見つからないファイルの表示には、そのファイルをどこに参照しているのかのディレクトリのパスが出てくる。これを辿ればいいわけだが、ルートディレクリトリ「data」以下のパスしか表示されていない。

そのdataフォルダはどこにあるのか?
DAZ Studioのインストール過程で、どういう設定をしたかで、どこにあるかが変わる。

私のMACの場合、「書類」フォルダの中の「DAZ 3D」>「Studio」>「My Library」の中にあった。
この中の「data」フォルダもWindowsに同期する必要がある。

そこで、保存先ディレクトリの「G8-Convert」の中に「data」フォルダを作り、その中に生成された関連ファイルを入れた。
すると、次からはこのdataフォルダの中に、関連ファイルが格納されるようになった。

Windowsで使用するときには、「G8-Convert」を読み込むように設定すればよい。

というわけで、Clothing Converterの使い方の注意点は以上かな。

ちなみに、こっちのブログではDAZ関連の記事はあまり書かなくなっているが、作品としては別のサイトで公開している。
ここ→ SF & Fantasy.art
参考にしてほしい。

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