「間違いなく有害」なものはたくさんある


電子タバコ(加熱式タバコ)への、過剰なまでのバッシングがすごい。
報道の取り上げ方の問題もあるが、ネガティブキャンペーンは留まるところをしらないようだ。
ほかにも有害なものはたくさんあるのに……。

電子たばこは「間違いなく有害」 WHOが規制訴え 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

【7月27日 AFP】世界保健機関(WHO)は26日、電子たばこは「間違いなく有害」であり、規制すべきだと表明した。

WHOは世界的な喫煙のまん延に関する最新の報告で、「ENDS(電子ニコチン送達システム)に関連するリスクの具体的な度合いについて、まだ確実な推計はなされていないが、間違いなく有害であり、規制の対象とすべきだ」と言明した。

別の記事では……

本当は怖い「加熱式タバコ」~真夏のホラー(石田雅彦) – 個人 – Yahoo!ニュース

 アイコス(IQOS)やプルーム・テック(Ploom TECH)、グロー(glo)といった加熱式タバコは、従来の紙巻きタバコに比べて有害物質が低減されているところがPRポイントになっている。有害物質が低減されれば健康への害も低くなると考えるのが自然だが、実はこれは恐ろしいホラーなのだ。

(中略)

そもそも紙巻きタバコの有害性は凶悪だ。環境汚染物質の基準と比べると、数10倍~100倍以上の有害性がある。仮に加熱式タバコの有害物質が1/10~1/100になっているとしても環境基準をクリアするレベルではない。

また、紙巻きタバコを1日20本吸う喫煙者がそれを1日5本の1/4の量に減らした場合、リスクは約17%しか減らないことはよく知られている(※2)。これは受動喫煙についても同じで、吸わされるタバコ煙が少なくなっても害の低減が正比例で下がるわけではない。つまり、タバコ煙には、これくらいなら大丈夫という閾値はなく、たとえ1本でも健康へのリスクはある。

……とまぁ、ケチョンケチョンである(^_^)

韓国の反日運動にも比肩するほどの、タバコへの攻撃だ。
世界からタバコがなくなるまでこの運動は続くのだろう。

「間違いなく有害」

これはなかなかの名言だ。
これはいろいろなところで使える。

「自動車は間違いなく有害」
「アルコールは間違いなく有害」
「糖質は間違いなく有害」
「肉食は間違いなく有害」
「ファストフードは間違いなく有害」
「原発は間違いなく有害」
「マスコミは間違いなく有害」
「スマホは間違いなく有害」

うん、そうだよね。
じゃ、全部規制して禁止しよう。
そうすれば、世界は安全で無害な環境になる。
ぜひ、やってくれ。

死因は大気汚染が喫煙を上回る?」で取り上げたが、タバコよりも大気汚染の方が死因を上回るとの報告もある。
タバコよりも自動車を禁止する方が先じゃないか?
自動車は大気汚染源だけでなく、国内では交通事故で年間4000人あまりが亡くなっている。
「間違いなく有害」なのだ。

酒は「癌」や「認知症」のリスクになる?」では、「ワイン750mlを飲むことは、タバコ5本〜10本に相当する健康リスク」という研究報告を紹介した。
やはり、「間違いなく有害」なのだ。

世の中には、無害なものより有害なものの方が多いといっても過言ではない。
昨今、問題になっているプラスチックもそうだ。
プラスチックのない生活環境なんて、もはや考えられないだろう。
社会は、プラスチックを廃絶できるだろうか?
「間違いなく有害」なのだ。

タバコが有害なことに、異論をはさむつもりはない。
喫煙者とて、無害とは思っていないし、害を承知で吸っている。それは酒に害があっても、飲むのと同じだ。

しかし、執拗なまでのタバコや喫煙者に対する攻撃は、マイノリティに対する差別や攻撃と同じになっていないか?
「受動喫煙は許しがたい」というのには同意する。
ならば、車の排気ガスを吸わされることに対しても、同様に許しがたいと抗議すべきなのだ。

タバコはスケープゴートにしやすいし、不利益を被る人は相対的に少ないから、攻撃の標的にされている。
そこにご都合主義の胡散臭さを感じる。

LINEで送る
Pocket
LinkedIn にシェア