「天の川」は見えますか?


東京に住んでいると、夜空を見上げても、1等星のような明るい星以外はほとんど見えず、まして天の川は存在を確認することすら困難になっている。
星がいっぱいの夜空を見るためには、標高の高い山などに行かなければならない。
星が少ししか見えないと、星座の形も判別が難しくなる。星占いで自分の星座が何座であるかを知っている人は多いと思うが、その星座を普段から見ている人は少数だろう。

星が見えないのは、街明かりが明るすぎる「光害」のためだが……

「天の川」世界人口の3分の1から失われる。その原因とは… | sorae.jp : 宇宙(そら)へのポータルサイト

夜空を美しく彩どる「天の川」。天候や場所によっては見えないこともありますが、それでも都会を離れれば普通に観測できる…と思っていました。しかし、その「天の川を世界人口の3分の1が見られなくなっている」というショッキングな研究が報告されているのです。

なんと、世界人口の3分の1が影響を受けているという。
関東だと、都心からかなり離れた山奥に行かないと、天の川は見えない。以前、紅葉の撮影で埼玉県・秩父郡長瀞町に行ったとき、都内よりも星は見えたが、「満天の星」と形容できるほどには見えなかった。

私の田舎は九州だが、帰省と撮影旅行を兼ねて、星空を撮りに飯田高原の牧ノ戸峠(標高1333m)に行った。
残暑の残る9月だったが、夜になるとかなり冷えた。事前に防寒着を持って行かなきゃ……と、用意はしていたのに、車に積み込むのを忘れてしまうという失態(笑)。寒い中での撮影になった。
牧ノ戸峠には駐車場はあるものの、夜になると街灯は消え、文字通り真っ暗闇になる。自分の足元も見えないくらいの暗さというのは、初めてだった。赤色LEDのライトを持参していたが、それがないと歩くのもままならない。
駐車場から少し離れたところに展望台があり、そこで星空を撮影した。

▼天の川(わし座アルタイル、へびつかい座、いるか座、ほぼ天頂で左が東)

天の川(わし座アルタイル、へびつかい座、いるか座、ほぼ天頂で左が東)

天の川(わし座アルタイル、へびつかい座、いるか座、ほぼ天頂で左が東)

星空の撮影は、この日が初めてだった。ずっと撮りたいと思っていたのだが、自動車の免許を持っていないので、撮影ポイントに行くことができずにいた。父がドライバーをしてくれて、撮影が実現した。
肉眼ではっきりと見える天の川というのも、この日が初めてだった。撮影には、父と母が同行していたが、ふたりともこんなに満天の星は初めてだといっていた。
この光景は、感動するね。

星空とは、宇宙だ。

星のひとつひとつが恒星であり、その恒星の周りには惑星が回っている。
地球からの距離の違いで過去の光を見ているわけだが、数十光年~数百光年、肉眼では見えないが数万光年、数億光年先の星々が、夜空で共演している。
無数の星々……という形容が、嘘ではないと実感できる星空だった。
その星の中には、生命が宿っている惑星を含む恒星系もあるだろう。むしろ、存在していない方が不自然だ。太陽系が、宇宙の中で唯一の例外であることの方が、確率的にありえないからだ。

新スタートレックでの、冒頭のメッセージが思い出される。

宇宙、そこは最後のフロンティア。
これは、宇宙戦艦エンタープライズ号が、新世代のクルーの下に、二十四世紀において任務を続行し、 未知の世界を探索して、新しい生命と文明を求め、 人類未踏の宇宙に、勇敢に航海した物語である。

星の海を航海できたら……
けっして叶わない夢だが、満天の星を見ていると、そこに行ってみたくなる。

スタートレックは新しいTVシリーズが、2017年1月から始まるという。

スター・トレック新テレビシリーズのティーザー動画公開 – ITmedia ニュース

 SFテレビシリーズ「宇宙大作戦」から半世紀。米CBS Studiosは、「スター・トレック」新テレビシリーズのティーザー動画をYouTubeで公開した。新たな航海は当初予定どおり、2017年1月に始まる。

楽しみではあるが、日本ではいつ放映されるのだろうか?

天の川、また見に行きたいな。
今度は妻を連れて。彼女は東京育ちなので、ちゃんとした天の川を見たことがない。
撮影機材は、もう少しグレードアップして臨みたいところだ。

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