太陽系に未知の惑星があと2つある?

無人探査機「ニューホライズンズ」が、いよいよ冥王星に近づき、本格的な探査が始まる。

ニューホライズンズが打ち上げられたときは、まだ「」だったが、現在は「準惑星」とされている。惑星の定義は便宜的なものではあるが、冥王星は発見の経緯や時代的なことも含めて惑星のままでよかったのではと思っている。大きさ的なことから準惑星にされてしまったのだが、それをいったら水星(直径4,879.4km)だって、大きさは月(直径3,474.3km)と大差ないのだから。

これまで光学望遠鏡でしか観測されていないから、冥王星の姿はぼんやりしたものでしかなかった。ニューホライズンズは、明瞭な冥王星を見せてくれるのだろう。
天文ファン、宇宙好きにとっては、わくわくする光景になる。

冥王星は「惑星」としては太陽系の最外縁とされてきたから、太陽系と恒星間宇宙との境界線でもあった。実際にはエッジワース・カイパーベルト天体オールトの雲などが、さらに外側に広がっているから、太陽系の境界線はもっと先だが、イメージとしては海に突き出た岬のような感じだった。

SF小説やSF映画・アニメでも、冥王星は特別な舞台として取り上げられてきた。
ニューホライズンズは、7月14日には冥王星に1万3700kmまで近づく予定だという。どんな映像が届くのか楽しみだ。

そんな冥王星の外側には、未知の惑星があるらしいとの説が発表された。

太陽系に未発見の惑星2つ?天文学者ら 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

【1月20日 AFP】太陽系には太陽から最も遠く離れた海王星など8つの惑星があるとされているが、スペインと英国の天文学者が、少なくともあと2つ惑星が存在するはずだと、英国王立天文学会の学会誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society(MNRAS)」で発表した。

太陽系の未知の惑星というのも、SFではたびたび題材にされてきた。

彗星の起源とされる太陽系外縁には、無数の彗星の元となる小さな天体というか氷の塊があるとされる。それらが軌道を離れて、太陽に向かって落ちてくるのは、軌道を乱す重力源……つまり、惑星があるからではないかとされる。

惑星といっても、海王星のような巨大ガス惑星ではなく、冥王星よりは大きく地球よりは小さい、惑星だろう。そのくらいのサイズだと、あまりに太陽から遠すぎ、暗く冷たい氷に覆われているだろうから、発見は難しい。

名前がつけられるような惑星なのか、番号だけの準惑星あるいは小惑星なのかはともかく、はるかな太陽系の外縁へと想像力を広げてみるのはロマンだね。
ということで、想像図を作ってみた。

▼太陽系外縁の未知惑星X ※クリックで拡大表示

太陽系外縁の未知惑星X

太陽系外縁の未知惑星X


まぁ、実際は太陽から150天文単位~300天文単位も離れていると、太陽はもっと小さく見えるけどね(^_^)。

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