Posts Tagged “人類”

人類の限界を超えるには…

人類の限界を超えるには…

富野監督のインタビュー記事があちこちに出ていて、ひととおり目を通している。 この人、ストイックなのか自分に厳しいのか、自分が作ってきた作品に対して悲観的というか評価が著しく低い。 富野由悠季さん、展覧会で語った反省 「ガ…

「昆虫50万種が絶滅危機」 とはいうものの

「昆虫50万種が絶滅危機」 とはいうものの

地球温暖化をはじめとして、環境問題は少々ヒステリックになりがち。 往々にして人間中心の考えかたで、時間スケールも100年程度のことを問題にしている。 環境問題を考察するのはよいことなのだが、もっと大局的な視野で見た方がい…

2030年の世界を予想する

2030年の世界を予想する

10年後の2030年の世界はどうなっているか? 10年は遠いようで、10年前のことを思えばアッという間。 技術的な進歩は確かにあったが、驚くほどの変化にはなっていない。 100年後の予想となると、生きているうちに検証でき…

暴走列車「地球号」?…ではない

暴走列車「地球号」?…ではない

地球温暖化対策について、危機感をあおる風潮が止まらない。 これは一種の終末論になっている。 閉塞感に満ちた世界情勢が、悲観的な未来を想像させるからだろう。 だが、冷静になれ。 世界は終わりはしない。 暴走列車、地球号を止…

富野由悠季監督が描いてきたもの

富野由悠季監督が描いてきたもの

ガンダムを作った富野監督のインタビュー記事。 共感する部分、感心することも多いのだが…… 異を唱えたいところもある。 「若い世代に“扇動工作”をしなければ、未来はつくれない」――富野由悠季監督が信じる「アニメの機能」 &…

「温暖化対策」100兆円は無駄か?

「温暖化対策」100兆円は無駄か?

くどいほど取り上げている温暖化問題。 温暖化対策を批判する日本の科学者の筆頭が、渡辺正教授(東京大学名誉教授)だろう。 渡辺氏は気象の専門家ではないと批判する気象畑の人もいるのだが、専門家だから正しいというわけでもないの…

格差社会は「平和の代償」か?

格差社会は「平和の代償」か?

「平等と自由」は理想的な社会の基本であり目標でもあるが、現実問題として平等も自由も限定的だ。 理想として考えられているということは、逆説的には「平等と自由」は成立していないともいえる。 昨今、経済的な「格差」が問題になっ…

2019秋アニメ寸評(2)

2019秋アニメ寸評(2)

2019秋アニメ寸評(1)の続き。 『戦×恋(ヴァルラヴ)』 総合評価 ★★★☆☆ 美少女戦闘ものだが、中心となる男子がイケメンじゃないという異色の設定。普通だったら主人公になりえない男子が、美少女に囲まれて生活する。原…

NASAの「原子力ロケット」の実現性は?

NASAの「原子力ロケット」の実現性は?

人間が火星に行くためには、現状の化学燃料ロケットでは無理がある。 推力が足りず、時間がかかりすぎるためだ。無人機であれば時間がかかっても問題はないが、人間を乗せていくとなるとかかる時間は生死に関わる。 そこで必要になるの…

エイリアンはどこにいるか?

エイリアンはどこにいるか?

地球外知的生命体……俗に言う宇宙人あるいは異星人(エイリアン)は、どこにいるか? その手かがりを探す研究は行われているが、決定的なものは見つかっていない。 おそらく、生命そのものは宇宙のいたるところに存在しているだろう。…

Go Top 諌山裕の仕事部屋