労働者の権利として「スト」が認められているし、それが必要なこともわかる。
 もっとも、それが可能なのは、労働組合のある中・大企業だけの特権だ。

全日空グループの乗員組合が28日のスト通告 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

 全日空(ANA)グループ会社のエアーニッポン、ANAウイングスのパイロットでつくるANAグループ乗員組合は26日、パイロット養成などの主張に対する会社側の回答内容を不満として、28日午前0時から24時間ストライキを行うと通告した。

 全日空によると、ストに突入した場合、国内線941便のうち166便が欠航、36便が遅延する見込み。予約ベースで約1万1150人に影響が出るという。

 私が勤めているような、従業員数が20人未満の会社には、組合なんてないし、ストもできない。労働条件は、会社側の提示したものを受け入れるだけ。
 待遇が悪い、安月給、サービス残業が当たり前、健康保険もない……といっても、文句はいえないのだ。
 仕事があるだけマシの世界だからだ。
 ANAの社員は、一般的な中小企業の労働者より、かなり待遇はいいだろうし、賃金も高いはずだ。それでも文句をいえるのは恵まれている。

 それで、ストとは!
 いい身分だね。
 このニュースで足りないのは、どういう要求が出ていて、なにが不服なのかの詳細が出ていないことだ。理由がはっきりしないから、癪に障る。
 この記事だけ読んだら、ANAの組合は反感を買うだけだろう。
 私も「むかっ」ときた(^_^)

 航空券を予約するときは、早く予約した方が安くなるので、2か月前、3か月前から計画を立てて、予約する。
 それが直前になって、ストでキャンセルされるなんてのは、腹立たしい以外のなにものでもない。
 利用者は無視のやり方だ。
 鉄道みたいに、その日、その時刻に飛び乗ることができる交通手段ではないのだ。
 空港に行くのにも、出発時刻の少なくとも1時間前には着いていないといけない。国内線では、実際のフライト時間よりも、空港まで行く時間+空港で待たされる時間の方が長いのだ。
 それでも利用するのは、陸路よりは早いからだ。
 鉄道は代替できる路線があるから、乗り換えもある程度可能だが、空路はANAがだめだからJALにするというわけにはいかない。
 そういう意味では、独占企業だ。

図に乗るんじゃないよ……と、いいたい。

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