Twitterは見てるだけの私だが、そのつぶやきの99.9%は雑音(ノイズ)でしかない。
 まぁ、ノイズにはノイズなりの意味はあるのだが。
 ネット上のデジタル情報は、誰かが保存しない限り、電子の雲の中に消えてしまう。保存されたデータも、永久保存とはいかず、痕跡をとどめておくことは困難だ。100年後に残っているデータは、わずかしかないかもしれない。

 流れては消える「つぶやき」が、永久保存されるというニュースが以下。

あなたのつぶやきが永久保存される意味 | アメリカ | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 つぶやきはどう死ぬのか。素早く、静かに、死ぬ。ツイッター利用者なら誰でも知っているだろうが、この延々と流れ続ける「ツイート・ストリーム」は寿命が短い。どんなメッセージも数時間で賞味期限が切れてしまう。

 そんな状況が4月14日に一変した。米議会図書館がすべての公開ツイートを保存すると(もちろんツイッターを通じて)発表したのだ。そう、すべてのつぶやきだ。あなたの義姉が朝食に作ったブリトーについての退屈なレビューも、俳優ジョン・ラロケットによる140字の音詩も、すべて後世のために保存されることになった。

 永久……といいつつも、保存方法を考えないと、1世紀後も残っているとは限らない。
 ハードディスクに保存する場合、そのハードディスクの寿命がどのくらいなのか?……というのが問題。
 これについては、興味深い考察をしているサイトがあった。

ハードディスク 寿命 ハードディスク大量搭載実験研究サイト HDD番長

シーゲートのエンタープライズ級のHDDではこの平均故障間隔を平均100万時間以上であるとしている。24時間稼動で114年もつ計算だ。

 そんなに保つか?
 と、誰しも思うだろう。経験的に、ハードディスクは数年で故障する。これまで、何台のHDを買い換えたことか!(^_^;
 そのことは、上記のサイトの筆者も考慮していて……

ハードディスク 寿命 ハードディスク大量搭載実験研究サイト HDD番長

時間で考えた場合
S.M.A.R.T.時間10万時間×論文で明かされた実寿命29%×システムディスク(ランダムアクセス)による短寿命化率67%×温度による短寿命化率(46.5℃)74%=総寿命1.6年・1日8時間使用で4.3年(14378時間)

 そうだよね。そんなものだよ。
 理論値に迫るような、理想的な動作環境なんてのは、一般家庭にはないから、最悪の条件で使っているようなものだ。
 まぁ、図書館ならば理想的な環境を作れるのかもしれないが、それでも現実的にHDを100年稼働させるのは至難の業のような気がする。

 ともあれ、吹けば飛ぶ「つぶやき」が記録として残っていくということは……

「つぶやき」が地層になる。

 ということだろう。
 どのくらい未来まで、それが残っているかはともかく、未来の考古学者は「つぶやきの地層」から、過去の時代を掘り起こすのかもしれない。
 「つぶやきの地層」は「貝塚」のようなものになるかもね。

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