サッカー日本代表の岡田監督が、熱く語っている記事があった。
 これまで、あまり多くを語っていなかったと思うが、この記事には本音が語られているように思う。

Business Media 誠:岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは (4/7)

 「負けるのは仕方がない。でも、このままだと何回やっても同じことの繰り返しだ。どうしたらいいんだろう」ということで考えたのが、明確な共通した目標を持つこと。そしてもう1つは、「このチームはこういうチームなんだ」という“フィロソフィー(哲学)”を作ること。実は僕はどこのチームの監督をやる時でも、フィロソフィーを作っていたのですが、日本代表だけは「たまに集まるチームだから、そんなのやってもしょうがない」と思って作っていなかったんです。そしてこの時、初めてフィロソフィーを作りました。

 明確な目標はもちろん「W杯本大会でベスト4入ることに本気でチャレンジしねえか」ということ。みなさんはいろんな成功の書とか読んで「目標設定って大事だ」と思っているでしょうが、今みなさんが思っている10倍、目標は大事です。目標はすべてを変えます。

 全文はかなり長いので、リンク先でじっくり読むことをお勧めする。
 代表監督が重責なのだということはわかる。
 その苦悩や意気込みは、なかなかうかがい知ることはできないものの、こうした記事を通して、多少は知ることはできる。
 とはいえ、結果が求められることも事実で、置かれた立場に同情する一方で、それで勝てるのか?……と、問いたくもなる。

 高い目標を持つことの意義はわかる。
 監督として、チームとして、ベスト4を目指すというのは素晴らしいと思う。たとえ、それが強がりだとしても、勝てないと思っていたら、戦う前から負けているようなものだからだ。
 ファンのひとりとしては、勝って欲しい。
 グループリーグを突破するだけでも、歓喜するだろう。
 だが、それがかなり難しいだろうことも予想できる。
 岡田氏が、代表監督としてではなく、解説者として日本の戦力を分析したとき、どのような評価をしただろうか?……と思う。
 理論派のようだから、現状の日本チームを分析したら、辛口の評価になるような気がする。「ベスト4まで行ける」とは、決して評価しなかっただろう。

 期待はしている。
 しかしながら、その期待の中には、アッと驚く番狂わせ的な期待が含まれている。
 もしかしたら……という期待だ。
 カメルーンとは、いいとこドロー。オランダとデンマークには、まともに戦って勝てる可能性は低い。相手がよほど不調か、致命的なミスをしなければ……。
 勝敗には「運」もつきものだ。
 実力だけでは足りない部分は、「運」が味方するかどうかだ。

 それでも、応援はする。
 勝つかもしれない可能性は、どんなチームにもあるからだ。
 4戦目も応援できるようになることを、願ってやまない。

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