Logic Studioで楽曲作り【15】ピッチコントロールのプラグイン(おすすめプラグイン~その3)

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【14】に続いて、Logic Studioで使えるおすすめプラグインの紹介。

Logic Studioに内蔵されている、ピッチコントロールは使い勝手はとても悪い(^_^;
インターフェースはわかりにくいし、効果もはっきりとは出てこないので、ほとんど使い物にならないといってもいいと思う。ある特定の音を、ピッチコントロールして操作するというのが、かなり難しい。

MIDI音源であれば音の移動は簡単だが、オーディオ音源のAppleloopはいじりにくい。
「ここの音を、1音階上げたい(下げたい)」
ということがあっても、どうしようもなかったのだ。

あるいは和音で、
「このCコードをFコードに変えたい」
というときも、内蔵のピッチコントロールではうまくいかない。garagebandでは単純にピッチを上下する機能があったが、Logic Studioにはそれはなくなっている。

それでピッチコントロールがしやすいプラグインを探していた。
探せばあるもので、見つけたのが以下。

Melodyne Plugin

Melodyne Plugin

Melodyne Plugin


上図は、私が実際に使った画面。
オリジナルは、ミニマル調のシンセサイザーのループ音源で、ほぼ横一列に音階が並んでいた。
それを、音ごとに変化をつけていく。そうすることで、オリジナルの音の質のままメロディを作りかえた。変化をつけたいときには、重宝する。

本家の英語サイトはこちら

●Amazonでも販売している。
MELODYNE PLUGIN
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@niftyの方が安い(^_^)

認証にiLokが使えるので、iLokにした方があとあと便利だ。パソコンが代わっても、iLokを移動すればそのまま使えるからだ。

Melodyne Pluginを使うと、オーディオ・ファイルであっても、自在にコントロールできるようになる。
Melodyne Pluginが音を解析して、音階やコードを表示し、それをマウスでドラッグして好きなところに動かせばいい。1音単位で動かせるので、元のAppleloopとはまったく違ったメロディに作りかえることも可能だ。

つまり、半オリジナルの音源を作れてしまう。
これなら、既成のループ音源に縛られることなく、自由に活用できる。

あるループ音源にバリエーションがないとき、Melodyne Pluginで作りかえてしまえば、バリエーションはいくつでも可能だ。
操作は直感的にできるので、難しくはない。

Melodyne Pluginは超おすすめのプラグインだ!

値段は高いが、それだけの価値はある。

ちなみに、日本の販売店で買うと、簡単な日本語のマニュアルがついてくる。本家からのダウンロード版の方が安いが、日本語のマニュアルはあった方が助かる。
なお、プラグインを利用可能にするためには、本家のサイトにユーザー登録して、アクティベーションする必要がある。そのへんが、ちょっと面倒かもしれない。

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