新型インフルエンザの流行が始まったようで、涼しくなるにつれて大問題になりそうな気配だ。
 5月に水際作戦なとど称して、検疫官が奔走していたが、そもそも流入を防ぐことは不可能だといわれていた。おもに成田で行われていたが、人が入ってくるのは空路だけではなく海路もあったはずだ。入り口を全部ふさげるわけではないから、どこかから入ってくるのは時間の問題だった。
 その後、感染者が何人と、毎日大騒ぎ。報道はかなりヒステリックになっていた。「冷静に」といいながらも、冷静さを欠いていたのは報道する人たち自身だった。

 夏になり、ニュースバリューが下がってくると、今度は関心が薄れた。感染は確実に広がっていたのだが、あまり注目されずじまい。
 そして、初めての死者が出て、またまたヒステリックになってきた。季節性インフルでも、毎年死者は出ているのに、この騒ぎようは冷静さを欠いている。パニックを煽っているようだ。
 予防として、手洗い、うがい、マスク着用をうながしているが、うがいにあまり意味がないことは医師も発言している。
 喉にウイルスが付着すれば、もはや感染だからだ。「ウイルスが付いた」なんて自覚はできないわけで、外でウイルスを吸い込み、帰宅してからうがいをしても手遅れなのだ。
 うがいを奨励するよりも、手袋をすることを奨励する方がもっといいのではないか? 手洗いをする前に、他の部分に触ったりするわけで、手洗いそのものの効果を台無しにする可能性もある。マスクも隙間があれば意味がないし、手も使い捨てのポリ製手袋をして、家のドアノブに触る前に破棄する……というくらいやらないと意味がない気がする。

 ワクチンの製造も始まっているが、数がぜんぜん足りないようだ。
 だが、ワクチンにも予測不能なリスクがある。
 それは副作用だ。
 以下の記事が、そのことに詳しい。

新型インフルエンザワクチンで薬害を起こさないために:日経メディカル オンライン

 意外かもしれませんが、季節性インフルエンザワクチンには、あまり予防効果はありません。重症化を防ぐ可能性があると言われていますが、それも100%ではありません。その効果は、ワクチンの型が合っていない場合10~30%、型が合っていても40~80%程度です。

 実は、厚労省が季節性インフルエンザワクチンの有効性を認めて、予防接種法に位置づけているのは、65歳以上と基礎疾患のある人だけです。裏返せば、厚労省は、それ以外の人々には定期接種するほどの安全性・有効性は明らかではないと考えていることになります。

(中略)

【副作用は避けられない】

 このように考えると、我が国では、十分な議論をしないまま、エビデンスのないワクチンが多数の国民に接種されようとしていることになります。仮に、副作用の頻度が0.01%~0.001%程度であったとしても、数千万人にワクチンを接種すれば、数百人~数千人に副作用が起こり、重大な社会問題を引き起こします。

 全文は会員サイトなので、登録(無料)してから読んで欲しい。
 つまり、季節性インフルでも効果は限定的なので、新型ではなおさら限定的だということ。
 むしろ、新型インフル用ワクチンを接種したために、命を落とす人も出てくる可能性がある。
 もし、国中がパニックになって、多くの人がワクチンを接種して、重大な副作用が起きると、一転して薬害になってしまう。
 慢性疾患のない人は、重症化はしにくいということのようだから、むやみにワクチンは打たない方がいいのだろう。

 新型インフルが突然変異して強毒化するのが恐いか、ワクチンによって副作用が出るのが恐いか……という分かれ道。
 新型が人から鳥に感染したという報告(南米のチリの話)もあるので、突然変異の可能性も高まっている。
 新学期が始まる9月が危ないともいわれているが、外出禁止令でも出さない限り、感染拡大は防ぎようがない。
 感染したくなかったら、流行が収まるまで家の中に閉じこもっているしかない。そんなことは非現実的なのだから、感染することを覚悟するしかないと思うのだが……。

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