「婚活」という言葉をよく目に(耳に)するようになった。
ドラマでもいくつか婚活をテーマにしているし、就活、婚活、離活……とセットで語られることも多いようだ。

「草食系男子・肉食系女子」というのも、男女の恋愛・結婚に絡んだ言葉だし、なにかと男女関係の話題には事欠かない。
電車で週刊誌の中吊り広告を見れば、芸能人の熱愛や破局の見出しが必ずあるし、グラビアアイドルの水着写真が目を引き、その近くにはエッチな内容を連想させる見出しが躍っている。

いずれも男と女の話題だが、つまるところ「性」の話題だ。
多くの人が関心を持っているだろうから、そういうネタが豊富に提供する……と、週刊誌を売る側は思っているということだ。

仕事に就かなければ生活できないから、就活は必須のことだ。
だが、結婚はしなくても生きてはいける。むしろ、結婚した場合には、状況次第では関係がうまくいかなくなったり、生活が苦しくなることや負担が大きくなることだってある。

結婚=幸福……とは、必ずしもいかない。
それこそ、芸能人の熱愛~結婚~破局という報道を何度も見ていれば、うまくいかないことが少なくないことがわかる。
それでも結婚したい、あるいは結婚を夢見る……というのは、ある種の理想や幻想があるからかもしれない。

そんな婚活に関する記事。

イマドキ男が結婚したがる、「エコ女子」とは?  – シュシュ

つまり年収200万円未満女子は、「エコ設定」なのですね。

200万円未満の独身女性は当然実家暮らしが多く、200万円稼いで、実家でのんびり、まったり、結構恋愛も楽しんで生活しています。でも結婚へのモチベーションは高く、相手に対してそう高望みもしない。最近結婚した友人Y君に結婚を決めた理由を聞いたら「ずばり、外見が好みで、リクエストが多くない女性だったから」と言います。いまは不況で省エネな女性が好まれる時代。基本設定がぜいたくでなく、自分が働かなくても、600万円未満の夫の収入のみで楽しくやれる「エコ設定」の女性…それがアンケートから浮かび上がってきた年収200万円未満の既婚女性です。

「エコ女子」があるのなら「エコ男子」もあるよね(^_^;
しかし、年収600万円未満とは、ずいぶんおおざっぱなくくりだ。

600万円の年収だったら、かなり高給取りだよ。月収だと50万円だからね。そのくらいあれば、結婚生活も楽かもしれないが、「未満」の中には400万の人もいれば100万の人もいるわけだ。400万以下だったら、夫婦二人だけでもけっこう厳しいし、まして子どもがいたらかなり苦しい状況になる。

上記の記事の著者による別の記事では……

産業/【不況下の人生術】(4)共働き視野に「婚活」を – FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

 --20代の女性が専業主婦にあこがれている

「専業主婦のステータスが非常に上がっている。アラフォー(40歳前後)世代は、専業主婦に簡単になれたから、仕事も結婚も家庭も、と欲張れた。しかし、現在はどれも取れないかもしれないという危機感が出てきた。少数の女性しか専業主婦になれない。なりにくいものの価値は当然上がる」

(中略)

これからは、本格的な共働き時代に移行していくだろう。それを前提に婚活をしないと結婚はしにくい。年収600万円以上の未婚男性はごくわずか。

専業主婦……といっても、私たちの親世代の時代の専業主婦とはだいぶ違う気がする。家事と子育てと夫の世話に明け暮れる……ではないだろう。
たとえば、家事はしない、子どもは産まない、自分の時間を大切にする……そんな感じだとすると、専業主婦といえるのかどうか?(^_^;
まあ、それでも夫が容認するのなら、ありだとは思うが。

エコ女子とエコ男子だと、共働きでも年収400万というところか。これは厳しいよ。相当に生活を切り詰めないと、やっていけない(私がそうだった)。
それでも、互いに助け合っていく……ということでは、結婚が励みになることはある。

まぁ、私たち夫婦は、今でもエコ夫婦の部類だ(^_^)
私が妻にプロポーズしたときは、アニメーターをやっていたから、年収は100万円にも満たなかった。ほんとうの話。

食えないし、これでは結婚もできないので、アニメーターをやめてグラフィックデザインの会社に転職したが、それでも300万円に満たなかった。
私はエコ男子だったのだ(^_^;

……というと聞こえはいいが、ようするに貧乏のこと。
当初は彼女と同棲していた。彼女が私のアパートに転がり込んできたのだが……。結婚という形よりも、一緒に生きていければよかったからだ。のちに入籍したが、結婚式などはせず、記念写真を撮っただけだ。

以来、20年あまり、一緒に生活しているが、妻が失業したこともあるし、私が失業したこともあった。相変わらず貧乏…もといエコだが、助け合っている。
入籍はしているから夫婦ではあるし、彼女のことを対外的に「妻」と呼びはするが、世間一般的な「夫婦」のイメージと役割ではないと思う。

●財布の管理は別々。生活にかかる費用のおおざっぱな分担はしているが、基本的に自分で稼いだ収入は、自分で管理して使う。
●結婚しているが、世帯は別々。これは年金関係の問題で、別々にしている方が問題がなくなるということからだ。彼女は自分の年金は自分で払っているからね。
●家事の大半は私がしている。妻は洗濯くらいはするが、料理や掃除は私がやる(^_^)。洗濯は洗濯機が自動でやるわけで、妻は放り込むのと干すことだけだ。
●それぞれの趣味に時間とお金をかけるが、食費などはギリギリまで削る。

そんな私たちだが、夫婦というより「パートナー」といった方がいいように思う。
婚活もいいが、なんのために結婚するのか?……というのを、ふたりで考えることが必要だろう。

結婚がゴールインなどという発想は間違いのもと。結婚はスタートであって、そこからふたりで生活していかなくてはならない。
楽しいときもあれば辛いときもある。山あり谷ありの人生なのは、誰でも同じ。なにが幸せなのかは、人生を終えるときにならないとわからないのではないかと思う。

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