レビュー「映画・ターミネーター4」


観てきた!
正式公開よりも一足早く、5日の金曜日、先行ロードショーに行ってきた。

シリーズ最高傑作間違いなし!
最高に面白かった!

豊島園のユナイテッドシネマで観たのだが、満員というわけではなく、6分入りくらいだった。早めに予約で指定席を取っていたので、座席はスクリーン正面の、一番いい席。

シリーズ最高……と書いたが、1~3までの作品があってこその「4」なので、単体での評価ではない。
シリーズものであることを逆手にとり、物語の背景部分は前作までに委ねて、それまでになかった視点と手法で物語を深めていったのが本作だろう。

最初から最後まで、スリリングなアクションが展開されるので、スキがほとんどない。緻密な構成になっていて、無駄がない。壮大な物語の一部という感じだが、かといって大味なわけでもなく、それぞれのキャラクターが持ち味を十分に発揮していた。

アクションものではあるのだが、不意打ちでビックリさせられるホラー映画的な手法も使われていて、ドキッと驚かされるシーンがいくつかある。監督のしてやったりの演出だろう。

スピード感があり、飽きさせない展開だ。これは何度も観られる映画だね。
」と比べると、断然「ターミネーター4」の方が面白い。

観ていて思ったのは、この作品は戦争映画だということ。
それもベトナム戦争映画のイメージだ。

「ディア・ハンター」「地獄の黙示録」「キリング・フィールド」「プラトーン」といった、ベトナム戦争のイメージが重なった。
これまでのターミネーターも、機械と人間という戦いの物語ではあったのだが、ごく少数の人たちが孤立して戦っているだけの印象で、戦争というほど大きなイメージはなかった。

それが4では、まさに戦争。
それもゲリラ戦だ。

途中、シュワちゃんの顔がCG合成で登場するのだが、本人はスケジュールが合わなくて出演できなかったとか。
と、シュワちゃんに関する記事で、以下のようなものがあった。

シュワ、「T4はシリーズ最高」と家族に言われ傷つく – MovieWalker

アーノルド・シュワルツェネッガーは、妻と4人の子供たちと一緒に『ターミネーター4』を見に行ったそうだが、鑑賞後に子供たちから、「これまでのシリーズ作で最高の出来」と言われて自尊心を傷つけられたという。

いや、まったくそのとおり(^^)
シュワちゃんが出なかったのは正解だよ。あくの強いシュワちゃんが出てしまうと、物語がつまらなくなったかもしれない。

劇中の最後の方で、語られるナレーションに次のような言葉があった。

「人は心があるから強いのだ。
それが機械と人間の違いだ」

最近書いていた、ロボット話に通じることで、「人とはなにか?」と関連する。
物語としては、この説明で足りるのだが、「心とはなにか?」という問題は、なかなか難しい。

ロボットには心がない、あるいは、ロボットは心を持ち得ない……というのは、現時点では正解。現在の技術は、そこまでは可能としていない。

しかし、ターミネーターのような、高度なロボットが出現したとき、それを可能としているのは、マシンのスペックだけの能力なのか、「心」を模倣することが可能とするのか、いまのところわからない。

映画の話に戻して……。
スピード感のある映像になっているが、妻は速すぎて、よく見えなかったという。
たしかに、動体視力が必要かもしれない。

しかし、このスピード感がたまらない。
「ついてこれないヤツは、置いていくぜ」
と、爆走する、そんな映画だ。
動体視力に自信のない人は、劇場の後ろの方の席がいいと思う。

ともあれ、オススメの映画だ。

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