喫煙に関する記事で、日本が先進国の中でも突出して喫煙率が高い……というのがあった。
 健康被害を少なくするために、さらなる禁煙を進めることが必要だとか。

JR東海が在来線のホームを全面禁煙社会の禁煙化はどこまで進む? (nikkeiBP on Yahoo!ニュース)

’02年にWHOが発表した世界各国の喫煙率の統計を見ると、日本人男性の喫煙率は52.8%。米国男性の25.7%と比べて2倍以上の喫煙率だ。ヨーロッパの先進国の多くも、およそ30%台であることから考えても、日本が作田氏の言う「突出した喫煙率の高さ」であることは間違いない。

 「世界各国の喫煙率の統計」という表を見ていて、思ったことは……
 そんなに喫煙率が高くて、健康被害が多発しているのなら、日本人の寿命はなぜ世界的に長寿なのか?……ということ。
 世界の平均寿命(男性)の表を見ると……
 1 …………79.5歳(喫煙率:25.0%)
 2 香港……………………79.2歳(喫煙率:不明)
 3 日本……………………79.1歳(喫煙率:52.8%)
 4 …………78.6歳(喫煙率:19.0%)
 5 ………78.4歳(喫煙率:21.1%)
 というようになっている。
 上位に入っている、アイスランド、スウェーデン、オーストラリアは確かに喫煙率は低い。それが寿命にも影響しているという見方もできる。
 だが、日本が第三位になっているのは、どういうことだろう?
 単純に、喫煙率と寿命の相関関係を述べるのが乱暴だということは承知の上だが、それにしても不可解な相関関係ではないだろうか?
 現在80歳前後の人たちというのは、もっと喫煙率が高かった時代を生きてきた人たちだろう。それでもなお、長生きしているというのは、喫煙率が寿命には影響しないとの見方もできる。
 =長生き、というロジックも短絡的ではあるが、健康だったら長生きするだろうとはいえる。
 喫煙が健康被害を招く、大元凶であるのなら、平均寿命はもっと短くなるような気がするのだが……?

 医療が充実しているとか、所得が高いとか、戦争をしていないとか、治安がいいとか、それらのことが大なり小なり関係して、長生きしているとはいえる。それは上位5位の長寿国にも、ある程度は当てはまるだろう。
 健康被害の最たるものは、早死にすることだろう。
 しかし、平均寿命にはその兆候が現れていない。
 ちょっと不可思議な気がする。

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