賢いユーザーは、早くからブルーレイ vs HD DVDの規格争いの決着は予想できたと思う。
 北米では、HD DVDが優勢な時期もあったが、日本国内では圧倒的にブルーレイが優勢だった。その要因は、国内ではプレーヤーではなくレコーダーが主流で、HD DVDを作るメーカーが東芝1社であるのに対して、ブルーレイはソニーとパナソニックが機器を供給した。
 選択肢のあるブルーレイの方が魅力的であり、名称としてもブルーレイは響きが良かった。HD DVDという名称は、普通のDVDと混同され、次世代というイメージが定着しなかったのだと思う。

 関心は、HD DVDが、いつ撤退するかだった。
 早くに撤退した方が、損失も少なく、売れない機器を作り続けなくてすむ。
 まだ、正式に撤退宣言されているわけではないが、ニュースとしては流れてしまった。
東芝、間もなくHD DVDから撤退か – ITmedia News

 高精細DVDフォーマット戦争は、1つのフォーマットの「死の観察」に変わった。

 東芝は向こう数週間のうちに、HD DVDフォーマットから撤退するとみられている。1月初めにWarner Home Videoが5月以降はソニーのBlu-ray Disc規格のみをサポートすると発表して世を驚かせたのに続き、小売業者の離脱が相次いだのを受けてのことだ。

 かつての、VHS VS ベータの規格が共存していた時代は、ベータが先行していて、コアな映像マニアの高い評価を受けていた。それなりにファンがついていたために、ベータはVHSにシェアを奪われても、しぶとく生き残っていた。
 今回の規格争いでは、映像ファンがつく前に決着がついてしまった。

 規格の統一ということでは、デジタルカメラのメモリも統一してほしいものだ。
 メーカーによって、使えるメモリが違っているため、買い換えや買い足しで、今までのメモリが使えるかどうかが、選択の大きなポイントになっている。
 違うメモリだったりすると、メモリも買い換えなくてはいけないからだ。
 徐々に淘汰されつつはあるが、せめて一眼レフデジカメとコンパクトデジカメの2種類で統一してほしいね。

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